怪奇!クロカン男
前回までのあらすじ
3季連続優勝を目指して臨んだ甲子園、準決勝でまさかの敗北を喫する。
5季連続優勝という果たすべき目標を失った田代(=森)は、
虚脱感とプレッシャーという相反する感情のせめぎ合いに苦しむ…。
学校名;海堂高校(茨城県)
2年クロカン世代(OB森=田代)
1年砂の栄冠世代(OB稲尾=七嶋)
秋の大会は放心状態のまま連続してプレイしたので、ほとんど記憶に残っていません。
唯一覚えているのが、ショートが4人もいるせいで、誰をどこで使うか散々悩んだこと。
平田(2年)、性格熱血漢。
堤(2年)、性格内気
建部(2年)、性格クール
桜井(2年)性格クール。
うーん、どんぐりの背比べ。というか本来はこのうちの誰かがある程度経験を積んでいる状況が当然なんですけど、
一学年上のMAJOR世代ばっかり使っててほとんど出場機会がなかったんですよね…。
結局建部はセカンド、平田をサード、堤をショート、桜井はベンチから外すことにしました。すまんな桜井。
県一回戦、Eランクの龍ヶ崎実業戦は9-1で勝利。
県二回戦、Dランクの神栖東戦は14-0で勝利。
地区一回戦、Bランクの比企義塾戦は9-5で勝利。
地区二回戦、Bランクのみどり東戦は17-7で勝利。
12月の練習試合、Aランクの佐賀商業は6-1で勝利。
流石に七嶋は超一流です。MAX141キロながら相手打線を真っ向からねじ伏せました。
そして次の日、春の甲子園をプレイ。
春の甲子園一回戦、Cランクのつるぎ東戦は10-4で勝利。
春の甲子園二回戦、Bランクの比企義塾戦は7-0で勝利。
春の甲子園準々決勝、Bランクの直島学院戦…
ここまでトントン拍子に勝ち進んできた海堂高校に、試練が訪れます。
新チーム発足以来、練習試合も含めて41回3分の1を投げ自責点6(防御率1.31)と好投を続けてきた七嶋でしたが…
これまでMAXで3失点だったのが、5回途中で4失点。
更にこのあともあれよあれよという間に打ちこまれ、6回7失点の火ダルマに。
あとを受けた備前先輩も打ち込まれ…
まさかの6点ビハインドで最終回突入。こんなに差をつけられたのいつ以来だ?
「お祭り男」を発動させてから、相手投手の能力を確認します。
調子は好調とはいえ、弱い、弱すぎる。とはいえ6点差は…。
いや、ここまでチームを率いるボクが弱気になってはいけません。
七嶋だって田代だって、人の子だからたまには打たれます。そういうときにカバーできなくてどうする!?
しかし、7番志熊(お調子者)はお祭り男を発動したきり、三振で1アウト。
8番堤(内気)は魔物ではなく「ラッキーボーイ」。パワーヒッターを引き当てるもあえなくライトフライで2アウト。
9番の代打・後藤(したたか)は「くせ者」の発動もあってか、公式戦初打席でツーベースを放ちましたが、時既に遅し。
1番国定(お調子者、前打席でお祭り男発動済み)は…
何の奇跡もドラマもなく、セカンドゴロに終わりました。
5点以上差をつけられて負けたのは、練習試合を含めても、おそらく実に2001年秋の地区大会一回戦で敗れて以来、9年ぶり。
中堅校に、そして白土に戻ったのも2002年秋に地区大会一回戦で敗れて以来8年ぶりとなります。
いつのまにか春の甲子園も出て当然になっていたのですね。
森1年夏 甲子園優勝
森1年秋 地区大会二回戦勝利
森2年春 甲子園優勝
森2年夏 甲子園ベスト4
森2年秋 地区大会二回戦勝利
1度ならず、2度目の敗北。流石に目が覚めました。
もはや落ち込んでいる場合でも、田代に責任転嫁している場合でもありません。
ズタズタにされたプライドを取り戻すべく、クロカン世代最後の夏に挑みます。
きちんと学びたいブックマーカーのためのクロカン入門
なぜクロカンがモテるのか
クロカン 関連ツイート
初めての開催、ランナー300人、スタッフ150人、観客もいろいろで500人。
記念すべき第一回でした!
羨ましい!とおもう人、次はランナー600人集めますよ!
マラソンブームのときにトラックを初め、次はクロカンの大会を、定着させたいで…
カンクロ「どうして俺に言うんだ」
https://t.co/YEPLSDSnJC
クロカンの1.6キロは思ったより長くてキツかった…笑
たくさんの人が声をかけてくれて嬉しかったです!
西本さんに「あなたが走ってる姿を見るだけで喜ぶ人がいる」って言われてジーンときてしまった。
タイムライン追えてないので良…