クロカン大好き!
我輩はクロカンである
4/25から Cafe Mame-Hicoカフェ マメヒコ 全店舗でフルーツサンドがスタート♪
自家製の食パンでリッチな美味しさ☆
とってもかわいい♪
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Cafe Mame-Hico(カフェ マメヒコ)さんのカフェマメヒコ宇田川町店限定の
フルーツサンドが4月25日より期間限定でカフェマメヒコ全店舗でいただけるように♪
マメヒコさんは一号店の宇田川町店、三軒茶屋店も素敵ですが
特にお気に入りなのが窓が大きな「公園通り店」
ここでも食べれるようになるなんて嬉しい♪
行くのは決まって平日。
平日は席の予約ができるので並びたくない私にぴったり(笑)
フルーツサンドはS(2切れ)580円、(4切れ)780円
サイズが2種類あるのもうれしい。
通常のサイズとそしてアイスコーヒーを♪
深煎りで飲みやすい美味しさ。
そしてマメヒコさんのフルーツサンドがこちら♪
とっても美味しそうです。
もった瞬間わかるほどパンはふわふわでしっかりした弾力が。
円パンも大人気のマメヒコさん。もちろん食パンは自家製。
牛乳の甘さとバターの香りが感じれるモチモチした食感。
また、焼きたてはサンドきた時につぶれてしまうということで
( / 、、)
昼総合点★★★★
☆ 4.5
クロカンがあれば 晴れた日は、猫になりたい。
>挨拶
ぼくの部署が今までで1番忙しい感じになってます。ひー。
・熱闘高校野球部監督 クロカン #1~27
(1996~2002年、週刊漫画ゴラク連載、全27巻)
緑萌ゆる山脈を 遥かにのぞむ丘の上
恵みの朝日 育くむ心
希望と理想の空に はばたく若人われら
ああ鷲ノ森 鷲ノ森 永えに 光あれ
(鷲ノ森高校校歌 10巻p28-31)
三田紀房の出世作。群馬のド田舎、鷲ノ森高校で型破りな指導を元に高校野球界に旋風を巻き起こす青年監督、クロカンこと黒木竜司を主人公に据えた物語。ドラゴン桜の桜木が高校野球の監督をやったら…というイメージで間違いありません。全27巻の大長編、しかもコミックスが250ページくらいあるうえに展開が詰めまくっているので平均的な週刊少年誌のマンガの感覚で言うと40巻くらいのボリュームがあるように感じられます。それでもあまりにも面白いので3日で読めました。
話としては導入部の「桐野高校編(1~2巻前半)」、桐野高に退部届けを突きつけたあと、実家にやってきた鷲ノ森のナインに頭を下げられ指導することになり、その過程で偶然豪腕投手・坂本を見つけて本気で甲子園を目指すまでの「坂本編(2巻後半~15巻前半)」、そして、坂本ら3年が抜けた直後に新入生募集停止と現在の1年の卒業をもっての廃校、更には鷲ノ森村の合併が決まり、残った3人の2年生、13人の1年生だけでもう1度甲子園に出場し、鷲ノ森の名を歴史に残すべく奮闘する「備前編(15巻後半~27巻)」の3章に分かれます。
この世に高校野球マンガは何百とあれど、「廃校を野球部の力でなんとかしよう!」とか「廃校は決まったけど、最後の生徒として最高の3年間にする!」なんてマンガ、クロカン以外ありません。(こうして書くとちょっとラブライブや桜trickっぽいな…)。
逆境ナインだって部活の存続をかけて「逆境だ!逆境だ!」って大騒ぎしていたのに、スケールが違いすぎます。
練習描写に熱が入っていたり、試合中の駆け引きが細かくつづられていたり周囲の大人の思惑が描写されているのは他の三田マンガやおおきく振りかぶって等と同様ですが、最大の特徴はとにかく主人公が反発されまくるところ。OB会や学校側、マスコミ、そして自治体(鷲ノ森村)からもその斜に構えた態度やインモラルな指導方法を徹底的にバッシングされます。ドラゴン桜でもよく見られた「なんてことを…こんなの絶対うまく行く訳ない!」「まあ黙ってみてな」みたいなやり取りが何度となく見受けられました。
クロカンに対する周囲や世間のバッシングは過剰なものではなく、むしろ読者も共感できるような当然のものばかりです。
・練習後にその指導量に応じて金を払わせる(毎回数十円を灯油缶の中に入れる)
・金がないのでバイトばかりして練習には一切参加できなかった坂本には月15万の給料を払い「お前はプロ高校球児1号だ!」と宣言、最終的にドラフト1位で4球団競合するまでに
・坂本の150キロオーバーの剛速球が取れないキャッチャー浅井の特訓と称して本人を木に縛りつけ、牛の糞を詰めたボールをパチンコでぶつける(きちんと取れないと中身が飛び散って当然顔中糞まみれや)
問題のシーン(糞ボールをぶつける場面はあまりにも汚いので自粛します)
・周囲のバッシングに対しても相手の神経を逆撫でするようなことしか喋らない、あるいは放置
・部員たちに「こんな練習に意味があるんですか?」「今のはどういう采配なんですか?」と詰め寄られても「理由を与えられるのを待つだけなのか、自分で考えろ」の一点張り、練習中はおろか試合中にもストライキが何度となく発生
・体罰ととれるシーンは数え切れない。序盤は胸倉をつかんで叱り飛ばすシーンが非常に多い
…などなど。特に廃校決定後は苛烈なものとなっていき、クロカンの去就が取り沙汰されるなかで何週間も行方をくらませたり、周囲からのプレッシャーや監視同然の視線で部員がおかしくなりそうになっても我関せずを貫いていました。本質的にはチームを強くするために全てを投げ打っているのにも関わらず、表面的には自分本位な人間として振る舞い続ける。正直オレが鷲ノ森野球部員だったら確実に途中で辞めています。
主人公はあくまで監督ですので、長い連載の中で数多くのライバル監督が登場。最終年は今まで登場した多くのライバル監督が、それぞれ最高のカードを揃えてクロカンの前に立ちはだかります。特に桐野高校編では部長として黒木と度々対立した森岡が桐野の監督を経て長野・聖峰学院に移り甲子園準々決勝でクロカンと対峙。
神奈川・京陽高校から系列高の盛岡京陽に移り、東北勢に悲願の初優勝をもたらすべく(連載当時はまだ駒大苫小牧すら陰も形もなかった)、鷲ノ森ナインの前に最後の敵として立ちはだかる岡添。
鷲ノ森は村からの支援と人数の少なさを逆手にとって屋内練習場と1人1台分の最新型ピッチングマシンで強打のチームとして仕上げ、更に全員複数のポジションを守れるようにしたことで、終盤で全員が守備に特化したフォーメーションに移る「オールディフェンス」を確立。
アナウンス間違えそう
後者は最後の最後までうまくいかず、特に坂本編でサヨナラエラーによりエラー癖のついてしまったキャプテンの備前が、1番打者にも関わらずセカンド兼キャッチャー兼ピッチャーという、極端に負担のかかる状態になるものでしたが、これを見事にやり遂げるまでに成長する姿は胸が熱くなりました。ラストは興奮のあまり右手でコミックスを抑えながら、左手でガッツポーズ連発しました。
当初は月刊連載だったのもあって丁寧な絵柄だったのですが、ぶっちゃけ10~20巻くらいはかなり絵が荒く、人を選ぶかもしれません。それに「腹黒高校球児が1000万円で甲子園を目指す」というキャッチーなテーマがあった砂の栄冠と違って、ややマニアックな印象(それは甲子園へ行こう!もそうだけど…)。大分古い作品ですし文庫版も絶版ですから、おいそれと人に進められないのはまこと歯がゆい限りです。(甲子園へ行こう
も絶版だけど、やはりヤングマガジンとゴラクでは初版の数が違う)
改めて思うのは、野球漫画界の神・水島新司に対抗するとしたら、やはりこの人だということ。神はまごうことなき神ではあるんだけど、やはり最初から最後まで面白い作品が少なすぎて、最初から最後まで面白さが維持出来ている。三田先生は58歳、モーニングで投資漫画「インベスターZ」、ヤングマガジンで1930年代の日本海軍を舞台にした「アルキメデスの大戦」を連載中ですが…是非もう1本くらい大長編野球マンガを描いていただける日がくるといいな、と心から祈っています。
アルキメデスの大戦。艦これやってなかったらまるで意味不明の内容が延々と続く(笑)
最後に劇中で気に入った、自己啓発用のセリフをチョイスして締めたいと思います。
「おまえね…どうしてエース中心だの守り抜く野球だの型にこだわんの?そんな定食屋のメニューみてえなチーム作ってなにがおもしれえんだよ…」
(じゃあどんなチームがいいんだと聞かれ)「そうだな…しいて言えば、バカばっかりのチームだな バカ足 バカ肩 バカ頭 この三拍子揃っていれば最高だ…」(1巻23p)
「いいかガキども!バカは使わねえ てめえで考えててめえでやれ!」
部長の森岡「おまえ…バカばっかりのチームをつくるんじゃなかったのか」
「今言ったバカは土壇場でノボセあがる本物のバカってこった 俺の言うバカはしっかり考えてハラ決める プレーの一瞬にバカ力の出せる奴だ」(1巻178-179p)
「傲慢でわがままで自分勝手に振る舞えとは言ってない… 謙虚で思いやりがあって優しい人間であることはいい… だが勝負となったら自分を出せ!そして押し通せ!」(7巻14-15p)
「いいか福松…グラウンドの中には9人の選手がいるがそれぞれのポジションにはたった一人だ!一人で敵と何万人もの大観衆と戦うんだ!てめえの判断で試合は決まる場面…その一瞬に迷ったらチームは負けるんだぞ!その覚悟がてめえにあるのか!」(8巻101p)
「宣誓!我々…選手一同は…何事も無償で与えられるのではなく自らが代償を払って知識を身につけ一人の自立した成人として社会で活躍するために… 自分で選択し…自分で考え…自分で決断し…自分で行動し… 決して諦めず最後まで 自信と勇気を持って全力でプレーすることを誓います!」(9巻p63-64)
開会式でのキャプテン浅井の宣誓。
「気持ち…私は平常心だったが… 鷲ノ森は闘争心だった!」(10巻p25-27)
緒戦で敗れた鹿児島・示現高校の監督のセリフ。
「聞いたもの…教えられたもの…こんなものは実戦で何の役にも立たねえ 自分で考え…自分の手でつかむ…それが武器となって結果が出せるんだ 試合の中でそういう成長がなければ甲子園では勝ち続けられない」(11巻p37)
「エリートにとって”野生”はまさに禁断の果実!整然としていた豊将の回路が…闘争本能に切り替わった!」(12巻p152-153)
(甲子園準々決勝・常連の名門・豊将学園との試合、6点ビハインドの場面でようやくエンジンがかかってきた坂本が上位打線を三者連続三振にしとめた場面。このあと鷲ノ森はプライドがプレッシャーにすり替わってしまった豊将学園を追い詰め、逆転サヨナラ勝ちを収める)
「俺達は何があろうと戦う!戦い続ける!そして勝つ!勝ち続ける!ユニフォームを来てグラウンドに立てばお前らは野球選手なんだ!野球以外のことは何も頭に入れるな!目の前の相手に勝つことだけ考えろ!どんな状況だろうとどんなに追い詰められようと前を向いて戦い続けるんだ! ここで試合をやめたら本当に鷲ノ森の灯は消える この学校は死んでしまうんだ 俺達野球部がわずかに残った希望の光なんだ この光を何があっても絶やしてはならない そしてもう1度この学校を照らすんだ!そのためにも俺達は球場へ行く!そして戦う!勝つ!そこから立ち上がるんだ!お前らの力で鷲ノ森を復活させるんだ!」(16巻p90-92)
廃校の報道が流れるなか、追い討ちをかけるように漏電が原因で校舎が全焼した直後のセリフ。長い。次の日の朝は秋季大会の初戦だった。
「何も(大工の)とうちゃんのような地道で堅実な人生が悪いなんて言っちゃいない それは立派で尊いもんだ だがな…そういう暮らしがあと2年で始まるってことだ!いいのか それで!人間の人生の中で1番エネルギーがあり余ってててもっとも輝いている時期を無駄にする気か!?」
「じゃ…お前は一生ツキがくるのを待っているのか…てめえの都合のいいようにまわりがなんでも揃えてくれて環境がきちんと整わなきゃ動けねえのか!てめえの力でてめえの前の道を切り拓くってことはねえのか!
相撲部が失くなったから相撲はできねえ!?野球部が失くなったから行き場がねえ!?甘ったれんじゃねえ!てめえは人の作ったぬるま湯の流れに身をまかせているだけだっ!その流れが失くなったら次がくるのをボケッと待つマヌケ野郎よ!てめえで掘れっ!てめえの力でその流れを作るんだっ!そしててめえの力で漕いで渡っていけっ!」(17巻p82-91)
一人相撲部員だった田代をキャッチャーとして野球部に誘う際の問答。
「ただし一つだけ言っておく…お前監督になりたいと言っていたな…ただ…今のような気持ちではお前のチームは必ず負ける…なぜなら監督には果敢にチャレンジする勇気が不可欠なんだ その監督の勇気を支えているものはチームに対する信頼 そして何よりも自分に対する絶対の自信だ…必ず出来る…必ず成功するんだという…それは…人が生きていく上でも同じことが言える…自分を支えるもの…それは常に…自信だ…」(17巻p232-234)
「卒業と同時に学校は失くなる 一年生の後輩もいねえ そしてこれからの先の試合は…絶対に負けられない!負けたらその瞬間に野球部の命運は尽きる!つまり毎試合が崖っぷち!ちょっとでも気を許したら奈落の底だ!普通に考えたらこんな逆境で野球やるか!しかしお前らは鷲ノ森の野球を選んだ!お前らまともじゃねえ!完全におかしい!」
「だったらあれこれ考えるな!色んなことに気回してたら身がもたねえっ!頭空っぽにして思い切り暴れ回れ!あとはどうにもなれだ!苦しい時はバカになれっ!今こそ正真正銘のバカになれっ!」(18巻p220-224)
さあいけ鷲ノ森のバカども
!相撲から野球に飛び込むバカ…備前をひたすら信じてついてきた泣き虫バカ…鷲ノ森を踏み台にして己の野球人生を切り開こうとする野望バカ!ひたむきに…野球を愛する真面目バカ ええと…こいつは…ただのバカそして…気合と負けん気の根性バカよ!(最終27巻p145-146)
気分屋のエース・久賀。すぐ調子に乗ったりふて腐れたりする大変なキャラでした。
しっかしこうして書き出してみると、本当に黒木って桜木とノリがおんなじなんですよね。本当に鼓舞するようなセリフばっかりで、読んでるだけで気力がどこからともなく湧いてくるのです。今度はゆっくり、ゆっくり読みたいと思います。
これを持って積みマンガはもちろん、積みブログ記事もなくなりました。それではひとまず…さよなら。
(2123日目)
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