7時間で覚える野草絶対攻略マニュアル
第一次産業からの視点で読み解く野草
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っていう、アメブロさんのお題に応えます。
なんとなくネットを疎かにして、数日おきにTwitterをチェック、そしてリツイート等をするくらいになっていました。元々テレビはほぼ観ないもので、本を読みました。夏目漱石、坂口安吾、近松秋江、森鴎外。渋いチョイスなんじゃないでしょうか。ドナルド・キーンさんよ、ほめてね。もしかすると、ジャーナリズムっぽいのを避けたい心理があったのかなと思うんですけど、そうはいきません。どれも、その時代の今みたいなのがあります。古びないんですね。
テレビショッピング風にお読みください➡ 今回、紹介させて頂くのはコチラ! 森鴎外の「山椒大夫」。では裏筋を(⬅ナイツ風に)。ではなく、かなり端折ったあらすじを。母と子(姉と弟)が旅をします。人身売買の悪い人に捕まって、母と子は生き別れます。奴隷として重労働を課せられる姉と弟。いつもは別々の労働なのに、姉(安寿)はある日、弟(厨子王)と一緒にやると言い出します。すると、今で言うワタミ的ブラック企業のボス・山椒大夫から、男と同じ仕事をしたいのなら髪を切れとパワハラされます。「光沢のある、長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻きにさっくり切れ」ると、厨子王は「胸を刺されるような思い」がし、「目に涙を浮かべ姉を見」ます。これって、本当にあると聞きます。女性に髪を切らせることは、ある種の男の支配欲を大いに満足させるのでしょう。オッサンの自己満足社会では、女性が働きずらくなるんですよ。
髪を切らせるという行為自体、支配欲の強いオッサンが好みますね。日大のタックルの件でも、監督は犯行を命じると伴に、頭を丸めることを強いていました。
では、また裏筋へ(⬅略)。姉には策がありました。姉は弟へ逃げ道を教え、自らは沼へ身を投げます(※ ここ、フェミニズムの観点で論じようがあると思います)。弟・厨子王はその後出世して、今で言う知事になって、母を探し出すことが出来ました。その前に、厨子王の最初の政(まつりごと)が記されています。「人の売買を禁じた。そこで山椒大夫も悉く奴碑を解放して、給料を払うことにした。大夫が家では一時それを大きい損失のように思ったが、この時から農作も工匠の業も前に増して盛になって、一族はいよいよ富み栄えた。」。はい、そうなんです。労働者に余裕があったほうが、結局良いのです。
私は出遅れてしまいました。すいません。ちゃんと書いていたブロガーさんの記事を貼ります。
√ 05/21- Martian Official Weblog
√ 05/22
√ 05/25
さらに、この大問題があります。
√ 05/20
趣味に出来ていると全く言えないのですけれど、果樹とか野草なんかが好きなもので、四年ほど前に食べた夏みかんとスダチを種から育てています。肥料の知識がないしプランターで育てているので、あまり大きくなっていませんが、元気です。実生の柑橘はうまいと聞きます。苗を買えば接ぎ木されたものなので、うちのもんのほうが上等です。家庭菜園を趣味とする人はがんがん自家採種して発信したらいいと思います。京野菜はどうなるんだと話題にしている方がいます、有意義だと思います。あと、スーパーに並んでいるのは画一していますけれど、昔の大豆には地方ごとの品種もあって、今も守っている農家がいらっしゃいます。
〈予告〉
漱石も鴎外も読んだことがないであろうウヨなオッサン政治家について、何か書きます。先に言っておかないと、怠けてしまうもので…。
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