どうやらマンガが本気出してきた
の続きです。
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マンガにうってつけの日
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マンガ 人と地球が大好きです
山岸涼子さんの自選マンガ集「天人唐草」(文春文庫)
岡村響子は、地元の実力者である男尊女卑の父と従順な母の間に生まれました。
庭先で少し騒いだだけで嫌がる父は、煙たい人。と同時にPTA会長と顔見知りの権力者。友人から父のことを「男らしい」とほめられ、響子は誇りに思い、父の気持ちに沿うようにとつとめるようになります。
父が肯定するのは、物静かな女、性に対して古風な女、男をたてる女。
中学時代の初恋を父に「はしたない」と言われた響子は、同世代の男の子たちに対する自然な気持ちを封印。高校時代には男子生徒とは口もきけないほどに退化してしまいました。
高校卒業後、父のコネで半民半官の役所に就職した響子。同期の新井というイケメンエリートに心ひかれますが、何も積極的な行動はとりません。何年か後、彼女は上司や同僚が自分のことを「注意しづらい」「注意しなければしないで使えない」と評しているのを聞きます。涙を押さえれない彼女を家まで送ってくれたのは、佐藤という中卒のちゃらんぽらんな同僚。佐藤は、響子を「見えっ張りだ」」と評します。その一言とそのあとの佐藤の言葉は、響子に一種のショックを与えるのですが・・・・・・
「天人唐草」など、全5編からなるコミック短編集。
「天人唐草」が書かれたのは、1979年。以来、何度も短編集に収録され、長く読み継がれてきました。それほど前の作品であるにもかかわらず、驚くべきは、一向に古さを感じさせず、むしろ時代を先取りしていること。
他に収録されているのは「ハーピー」「狐女」「籠の中の鳥」「夏の寓話」の4編。
「籠の中の鳥」をのぞき、すべて登場人物にとって容赦のない展開、そしてラストになっています。
その中でも、やや異色なのが「ハーピー」でしょうか。他の作品は、読者が抱く感想はともかく、「解釈」という点では不動のものがあるのに、「ハーピー」は場合によっては、二通りの解釈ができるのです。
学年30位以内の成績に入るそこそこの優等生の男子、佐和春海。しかし、1年生の3学期に編入してきた美少女、河堀苑子の登場により、30位以内から転落。そして、佐和は河堀とすれ違った時、かすかな「匂い」を感じるのです。そう、それはまさしく「死臭」。彼女はほんとうに人間なのか。激しい疑念に憑りつかれた佐和は、河堀にたいしてストーキング行為を始めるようになります。そして、ついに・・・・・・すべては佐和の幻覚で、彼は統合失調症? いや、もしかして、河堀は・・・・・・
「籠の中の鳥」は因習に満ちた村で教育も受けずに育った少年の物語。少年の一族は、近親婚を繰り返し、障害者だらけ。そのかわり「飛ぶ」という特技を持っています。少年は健常者でした。しかし「飛ぶ」ことができません。村人からはさげすまれ、虐待されている一族。そんな環境から少年を救い出してくれたのは・・・・・・
5編のうち、唯一、救いと明るい未来を感じさせる作品。優しい気持ちになれます。短編集そのものの後味を少しでもよくするために最後の最後に読むことをおススメします。
5編のうち、白眉と言うべきは、やはり表題作「天人唐草」でしょう。
特に、以下にあげた点で、ひとつでも思い当たることのある方(女性)には、ぜひ読んでいただきたい作品です。
・自分は、控えめで協調性もあるのに、なぜか認めてもらえない。
・自分が「思う」「望む」ことより、周囲の見る目、評価のほうを大切にする。
・恋した相手を他の女性に取られてしまうことが多い。
・相手が男女にかかわらず、二人きりになると、話題に詰まって、会話が続かない。
・上司、親から注意されると、ひどく傷つく。
・何人かで雑談している時、話の輪に入っていくのが苦手。
山岸さんの作品は登場人物に対して容赦がないです。山岸さんの作品の特徴は「自ら行動しない者に対して非情である」という点。白馬に乗った王子様など、ハナから登場する余地さえないのです。
もし、この短編をよんで何か感じることのあった方には、同じ山岸さんの「朱雀門」をおススメ。短編集「甕のぞきの色」(秋田文庫)に収録されています。「六の宮の姫君」に材をとった傑作です。
マンガ情報イチ早
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