閉じる
究極のセーブ
談合しないセーブ
妄想⚠
翌日の仕事はロケだったけど順調に進んで暗くなる頃には帰れた。
「風季スーパー寄ってくれるかな？」
「また買い物ですか？」
「シャンパンにはオシャレなフルーツとかチーズとかクラッカーとかだろ」
「そういう事なら高級スーパーに行きましょうか？」
「どこにあるんだ？」
「調べます」
風季が調べてくれた高級スーパーに行き、一緒に買い物をしてマンションに着くと部屋の前で、
「ありがとう風季」
「明日は休みで明後日は１０時です。お疲れ様でした」
「お疲れ様でした〜♪」
鍵を開けて部屋に入り冷蔵庫に買った物をしまってトイレとシャワーと歯磨きを済ますと、寝室のクローゼットから指輪を出してポケットに入れた。
テーブルにキャンドルを置いて、買ってきたフルーツとかを皿に移して並べて、シャンパンを用意すると和也を呼びに行った。
「和也〜ただいま〜♡」
「おかえり智。ちょっと待ってて」
「待ってる〜♡」
和也の斜め後ろからゲームを見ながらセーブするのを待つと、
「お待たせ♪」
「ふふっ♪来て？」
手を繋いでテーブルに歩いてくと、
「えっ？」
「へ？」
「シャンパンは見たから知ってたけど豪華だねぇ」
「まずは乾杯しよう」
和也に教えてもらいながらコルクを抜くと泡で慌てて、
「いいから注いで！」
何とかグラスに注いでコルクで蓋をすると氷の入ったのに戻した。
「ふふっ♪着替え持ってくるから脱いでてよ」
「は〜い」
その場で脱ぐとキッチンの台拭きでテーブルや椅子を拭いて、和也が持ってきてくれた服を着ると洗濯した。指輪はポケットから出して、またポケットに入れた。
グラスを持って乾杯と言うとゴクゴク飲んで、
「美味いな♪」
「ふふっ♪本当だね」
キャンドルに火を灯すとジッと見て、
「今だ！」
俺の声に和也が拭き消すと、クスクス笑って、
「正確過ぎる〜」
「大事だからな」
と言いながら指輪を渡すと、
「改めて今日から結婚して下さい！」
「ふふっ♪はい♡開けていい？」
「勿論！」
和也が丁寧に包装を解くと俺を見てから蓋を開けた。
「………ダメだ…ふっ…うぅ〜…」
泣き出した和也に慌てて抱き締めると頭や背中を撫ぜながら、手を伸ばしてティッシュを何枚か取って渡した。
鼻かんで顔を拭くと俺が持ってるゴミ箱に捨てて俺を見て笑った。
「ありがとう智…どっち？」
和也の手を取ると薬指に指輪を填めたら俺の手を取り薬指に填めてくれた♡
チュッてすると、はにかむような照れてるような幸せそうな顔に、
「和也、愛してる。ずっと一緒だ」
「智ぃ愛してる…ずっと一緒に居て」
「誓います！」
「ふふっ♪オレも誓うよ」
もう１回チュッてするとシャンパンとオシャレなツマミを味わって、その後はビールを飲んで２人だけの結婚祝いをした♡（初夜もな♡）
L.A.でセーブが問題化
セーブ 関連ツイート
このゲームは小学生の俺にセーブとコンテニューという言葉を教えてくれたゲーム