それでも僕は強要を選ぶ
強要 モノを言う新聞です。
「翔んで埼玉」を観てきました。
ストーリーは、
かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが・・・。
というお話です。
ある日、結納に出かけるべく埼玉の家を出た菅原愛海と両親。相手の春翔も埼玉出身だが、結婚したら二人で東京に住むつもりでいた。結納会場へ行く途中、ラジオをつけると、都市伝説として埼玉の話が始まった。
かつて埼玉県民は、東京都民から酷い迫害を受けていて、東京都へ入るのも手形が無ければ入れないという状態で、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京の白鵬堂学院に通い、生徒会長を務める壇之浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗、頭も良くて都会指数も高い転校生・麻美麗を迎えることとなった。何をやらせても自分より上を行ってしまう麗を憎らしく思っていた百美だったが、麗にファーストキスを奪われ、麗に惹かれてしまう。
麗に夢中になった百美は麗をデートに誘い、麗も百美を可愛らしく思って、お互いに惹かれ始める。しかし、デートの最中、麗の家政婦が埼玉出身ということで逮捕され、その家政婦をかばった麗は、埼玉県民ではないという証明をしろと言われ、踏み絵ならぬ”踏み草加せんべい”を強要され、どうしても踏めずに追われることとなってしまう。
百美は、麗が埼玉出身だと知り動揺するが、麗への愛は冷めず、一緒に埼玉県へ逃げようと決める。しかし、既に検問所の警備は厳重になってしまっているため、仕方なく、千葉を通り、茨城へ抜けて、そこから埼玉へと入ろうと計画する。電車を乗り継ぎ、埼玉へと向かうが、途中、千葉で妨害に合い、その上、百美が”サイタマラリア”という奇病にかかってしまい、血清のある東京の病院へ行かなければ助からないという状態に陥ってしまう。そんなところへ、ある人物が現れて・・・。
そんな埼玉の都市伝説を聞いていた、現代の菅原の両親は感動してしまい・・・。あとは、映画を観てくださいね。
これ、埼玉をディすっている映画だと言われていますが、深い埼玉への愛が描かれていて、酷い言われ方をしながらも、埼玉って愛すべき地なんだって思えてくる映画でした。面白かったよぉ~!ここまで究極に描いてくれていれば、誰も文句は言えないでしょ。つーか、埼玉県民の方々は良いけど、神奈川県知事は悪者じゃない~!崎陽軒のシウマイで都知事を釣るってどーいうことっ!まぁ、美味しいから釣れるかも知れないけどぉ。
GACKTさんも二階堂さんも、良くやってくれました。特に、GACKTさん、本当に良くやってくれました。まさかGACKTさんがこんな風に演じてくださるとはっ!もう、素晴らしいです。そんなガッくんに引けを取らない京本さん。美しかった・・・。もう、親子?でカッコいい~!あ、ちょっとネタバレしちゃった。
それにしても、脚本、上手かったなぁ。だって、原作漫画は、途中で終っているので、その後は、この映画の創作でしょ。麗と百美が一緒に逃げるところで原作は終わっているので、その後は、映画だけのオリジナルなのよ。それなのに、本当に良く出来ていました。阿久津翔とか、埼玉デュークは、映画だけのキャラクターなのよ。それなのに、このお話にフィットしていて、素晴らしいと思いました。
映画で初めて知ったんだけど、埼玉って、ネギと草加せんべいしか無いの?なんか、もっとあったような気がするんだけど。所沢には西武ライオンズがあるし、何か無いのかなぁ。千葉もピーナッツだけみたいだったけど、ピーナッツは神奈川県の秦野も有名なんだよね。なんか、もっとありそうなんだけど、偏ってたなぁ。
神奈川県知事を竹中さんが演じてくださっていて、楽しかったなぁ。竹中さん、サムライマラソンにも出演していて、どこでも楽しいオジサンだから、嬉しかったわ。でも、現実だと、東京都知事と頭を並べるのは横浜市長だろうなぁ。オリンピックの交渉とかも、横浜市長がしてたもんね。
あー、なんか、超面白かったなぁ。こんなに面白いなら、「翔んで神奈川」も作って欲しい!ディすってくれてありがとう~って言いたくなっちゃう。いいなぁ、埼玉県民の人たち。羨ましいっす。
私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。こんなに笑えて、楽しめて、ガッくんがカッコ良くて、二階堂さんが可愛くて、京本さんと伊勢谷さんがイケメン叔父様で、その上、オープニングに魔夜峰央先生が出てて魔夜メンズが周りで踊ってたぁ~!パタリロ(加藤くん)まで出てたのよ。もう、こんなに楽しいの、観ないでどうするんだぁ~!ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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強要 都市に豊かさと潤いを
ご覧いただきありがとうございます。
KIRIです。
はじめましての方はをどうぞ。
******
うちは、よく七輪を囲んで食事をするんです。
何もない平日でも。
お魚は、グリルで焼くより美味しくて、七輪の方がお手入れも楽。というか不要。
この前の日に夫が、明日は七輪で焼いた魚が食べたい、と言っていた。
新鮮な魚を売っているスーパーに行って、夫の好きな鯖を買った。
そういえば炭があんまりなかった、ということに暗くなってから気がついて、息子を連れてホームセンターに夜のお買い物に行った。
その様子を、写真付きで夫に送った。
まっすぐ帰ってきてほしくて。
でも、そんなものもう、夫の心には届かなかった。
ホテルの駐車場に車が停まって、1時間15分。
動き出した。
まっすぐ帰ってくる。
いつも通りの顔で、夫を迎える。
着替えてリラックスした夫が
『また◯◯ホテルのお風呂入ってから帰ってきてもいいかなー?』と言った。
不倫をするよりずっと前、仕事で疲れて帰宅する夫に、仕事帰りにマッサージとかお風呂とか寄ってから帰ってきたら?と提案したことがあった。
一度帰宅すると、お酒を飲んでしまうからどこにも行けなくなる。
でもお酒を飲むことでしか仕事のスイッチが切れない。
そう言う夫が、少しでも楽になれば、と思ってのことだった。
それで確か一度だけ、そこのお風呂に入って帰ってきたことがあった。
夫は、そのことを言っているらしい。
私は、なんと言っていいか分からなかった。
何もないからそんなことが言えるのか。
堂々とホテルに行くための予防線なのか。
私が何も言えずに固まっていると、夫が
『KIRIちゃんが子どもたち連れて◯◯ホテルまで来てくれたら、合流してみんなでお風呂に入って夜ご飯食べて帰ってもいいね。
そしたらKIRIちゃんも楽でしょ?』
と言った。
もう、この人が分からない。
夫がトイレに行った隙に、カバンの中を見た。
前に2つ入っていたゴムは、そのままだった。
夫と並んで七輪を眺めながら、話をした。
『信じるって、どういうことだろうって、あれからずっと考えてる。
この人は私を傷つけるようなことはしない、そう信じてる!!ってなんか、違うよね。
それは、自分の望む姿を相手に強要してるだけで。
例えばあなたがまだAさんと会ってたり、ホテルから出てくるところを私が見たとして
それでも、今目の前にいるあなたが私を好きって言うなら、それを信じたらいいのかな。
それも何か違う気がするんだけど、ずっと考えてるともう、分からなくて。
信じてるとか信じてないとか…
なんなんだろう。』
すると夫は
『そんなこといっぱい考えさせて、ごめんね。
俺は今KIRIちゃんの言葉も入ってこない状態で。
ごめん。』
と言った。
お風呂に入ろうと洗面所に向かった。
1人になると、涙が溢れた。
私たちは何をやってるんだろう…
もう、疲れた…
夫が外から声をかけてきた。
『1人で泣かないで、全部話して』と。
ここまで私の様子がおかしくて、気がつかないのかな。
頭のいい人だったのに。
夫は、バカになったんだろうか…
強要 関連ツイート
例えば「子育てを放棄する親」とか「他人を騙す詐欺師」とか。
もっと軽いところだと「約束を破る」とか「責任を取らない」とか。
とにかく僕らは「人間であること」を強要される。
そしてそれは社会の安定にとって不可欠だった。