冷や汗 すぐおいしい すごくおいしい
※このブログはあくまで私個人の
過去の体験談です。不快に思う方は
読まないでください。
今日は 週に1回のクリニック診察日。
「〇〇(私)さーん」
名前を呼ばれて、診察室へ。
私「失礼します。
こんにちは。」
先生「こんにちは。
先週はどうでしたか?」
今日こそ言おう。と、決めていました。
「先生…私、薬が多くないでしょうか?」
先生はいつも冷静沈着だから…
考えていることが
表情から全く読めない……
先生「…多くないと言えば嘘になりますね」
そして曖昧な表現。
私「…こんなに飲みたくないんです。
飲んだって強迫観念は
消えないし、いつになったら
治るか分からないから!」
先生「私は必要な薬しか出していません。
この量が今のまゆちぇさんには
必要なんです。
もし『この薬は飲みたくない』と
思う薬があれば言ってください。
代わりの薬を考えますから。」
気が遠くなった。
こんなに薬を飲んでいることが無駄に
思えて仕方ありませんでした。
強迫性障害は治りにくい。
強迫性障害は治療が
長引く。
自分なりに本で調べたり、
病院の待ち合い室にある冊子を
片っ端から読み漁った。
そこにある文字は
どれも同じような応えでした。
治療は根気よく
〇〇療法が適切です
先生は
薬物療法と診察の話のアドバイスだけで
他の治療法を行おうとしません。
もう嫌だ。辛い。苦しい。疲れた。
発症して5年。
さすがの私も心が折れそうでした。
普通に生活したい。
毎日毎日確認しては不安に陥り
いつも何かを気にしては
疲れはて、、、、
私はずっとこのまま?
この大量の薬が一体なんになるの?
この頃 薬に対して疑心暗鬼に
なっていた自分に
現在(いま)
私は伝えたい。
私は伝えたい。
大丈夫だから。
薬は必要だから飲み続けて。
先生と自分を信じて。
信じれば、必ず楽になれるよ。
私は嫌々ながらも、先生に出された
薬は必ず飲み続けました。
自己判断で薬をやめたりしたことは
1度もありませんでした。
当たり前のことだけど実は難しいこと。
それだけで、見違えるほど良くなって
結果、強迫観念はゼロになるのだから、
薬がどれ程大切か
薬は味方なんだよ。
あと、約3年の闘いだからね。
病院の帰りの電車は
いつも『あの駅』を通過します。
いや、通過するより停車することが
ほとんどで、
調子が悪い時は、本当に辛い。
ここでフタバちゃんが……
あれ?私、受け付けから
診察券を返してもらったっけ?
もしかして…どこか道に落とした!?
もし誰かに拾われて
精神科の診察券だから悪用されたり
したらどうしよう…!
次から次へと連想ゲームのように
不安が不安を呼んで
パニック発作を起こしてしまいます。
ドキドキドキドキ動悸がして
冷や汗かいて手足が震える。
何とかアパートまで辿り着くと
バッグの中から財布を取り出して
中身を全部 畳の上にばらまいて
そこからクリニックの診察券を
狂ったように探す。
「…あったぁ…!」
少しずつ、動悸がおさまっていく…
その後に押し寄せるのは
ぐったりするくらいの疲労感…
そして連鎖の如く、新たな強迫観念が…
あれ?こないだ買ったシャツ
洗濯したっけ?こないだ衣替えした時
衣装ケースに閉まっちゃったっけ?
今それ必要?
というようなどうでもいいことさえ
強迫観念となって
私を襲ってきます。
タンスの中の服をガサゴソ漁って…
そのシャツがあるか
この目で確認しないと
気がすまない。
重症だ………
疲れた………
苦しくて苦しくて涙が流れてくる。
どうしてこんな病気に
なっちゃったんだろう、、、
こんな症状、恥ずかしくて先生以外に
誰にも言えない。
異常だと思われるよ…
誰か助けて。
苦しいから助けて。
診察から今帰ってきたばかりなのに
もうダメだよ。
誰か誰か誰か!
大丈夫だと言って。
話を聞いて。
あいつらには
電話できるはずない…!
ふと、頭をよぎった
地域生活支援センター
電話相談
職員が色んな困りごとや相談を
聞いてくれる支援。
どの職員さんが出てくれるか
分からない。
私は
携帯に登録してある
地域生活支援センターの
プッシュボタンを
押しました。
藁にもすがる思いで…
「もしもし、地域生活支援センター
昭和のさと、ハシです」
ハシさんだ………
「…もしもし……ハシさん……
助けてくださいっ………」
ハシさんに繋がったら
涙が出てきた…
ハシ「どなた…?」
私「…〇〇(私)です、、
まゆちぇ…です…!」
強迫観念でパニクった私に
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ハシさんは
どのように
対応してくれるのでしょうか。
(続きます)
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↑朝飲んだラテ
ラテハート上手くできてうれしい
待ちに待った採卵です
8時15分に病院到着!受付完了!
朝から怖くてずーっとブルー
はじめてのことって
どうしてこんなに恐怖心があるのでしょう…
いやいや、がんばらねば!!!
腕に名前の書いたリストバンドを付けてもらったら
すぐに別室移動!!!
旦那も付いてきていて
私の採卵が終わったら
精子を取ってもらいます。
ベッド付きの個室に連れてきてもらい
すっぽんぽんになってオペ着に着替え
オペ着が冷たくて、より緊張感が…
着替え終わりしばらくすると
看護師さんが迎えにきてくれて
いつもの内診室へ行きました。
いつものように座って待っていると
先生が来て内診をしてくれました
「うん、排卵してないね!大丈夫ですよ!
6個くらい成熟したのが見えてるから
今から予定通り採卵しますね」
膣洗浄をして
いよいよ採卵です!
先生がエコーをまた入れてじっくり見て…
30cm近くあるんじゃないかと思うくらい
長い針をセットしていきました
あれが今から
わたしの体に入るのか
あの長い針が……
一気に冷や汗が出てきました
ものすごく逃げたくなりました
でも横には看護師さんが
しっかりわたしの手と身体を抑えています
先生「それじゃあいくよー!3.2.1!」
ドーン!!
っと下半身に重い衝撃
でもあれ?そんな痛くないぞ?
本当にあの長い針入ったの?
と思ったのもつかの間…
卵胞に針をぶっさして
卵子を吸い取られるのが
めちゃめちゃ痛い
うそー!こんな痛いの!?!!?
一瞬卵管造影を思い出すような痛みでした
いや、それより痛い!!!!
おもーくジンジンして
卵胞が吸い取られていくのがわかる!!!
なんとも言えない気持ち悪さ
ほんとに強い強い生理痛?
激痛でしたぁあぁあ…
ようやく右が終了。
つぎは左側の卵巣
当たり前だけど
まだ取るんかーい
また痛いんかーい
また同じような衝撃と
痛みが続きました…
あまりの痛みについ身体を動かしてしまい
動かないで!と何度も怒られました
いや、こんな痛くて動くなってのが無理!
オペ着がびちゃびちゃになるくらい
汗まみれになりました
6個しか卵胞取らないのに
時間かかるなー
お願い、早く終われぇえぇえ
15分後、無事に終了しました
もう痛すぎて疲れすぎて
歩けなくて看護師さんに
両サイドで支えてもらいながら
個室まで移動しました。
看護師「採卵初めてだったんだって?
痛かったよねー!みんな痛いってゆうよ!
とりあえず30分安静にしたら
診察に入ってもらうからね
旦那さんに今から精子取ってもらうね!」
看護師さんから説明を色々聞いて
しばらく安静です。
しかし両サイドの卵巣?がめちゃめちゃ痛い
まだ採卵してるんじゃないかってくらいの
腹痛が継続し
ベッドでのたうち回っていました
15分くらい我慢したけどだめで
思わずナースコール
血圧測ってもらって
ボルタレン50mgの座薬を入れてもらい
安静度が1時間に拡大されました
1時間後嘘のように
痛みがとれて着替えることができました
薬ってすごいな
改めて薬のありがたみを実感
さて、今から診察です!
何個とれたのかな〜?
診察室に入ると先生がニコニコして
こちらの紙を見せてくれました!
取れたのは17個
しかし未熟卵や変性卵が5個あったので
成熟卵は12個
最初6個って言われてたのに
倍の量の卵子がとれました
う、うれしいー
旦那も無事精子を提出できたそうです
おつかれさま
先生「よくがんばりましたね。
今日は精子と卵子を受精させて
培養していきます。
精子の状態を見て、ふりかけにするか
顕微授精にするか培養士さんが決めます。
また1週間後に結果をお伝えします
今日はお疲れ様でした」
先生にお礼を言って部屋を出ました!
なんとも言えない達成感でした
あとはわたしの卵ちゃん
旦那の精子くんたち…
どうか頑張ってください
さて、お会計です。
諸々込みで210000円
窓口でお会計してたら
となりのおばあさんにびっくりされました笑
ちなみに採卵までかかったお金は
HMG注射8回×1912
円=15296円
円=15296円
診察代×4回=1300円
全部(検査も含めて)合わせて
253296円
でしたっ!!!!
やばいですねー
1か月分の給料以上が
ぶっ飛んでいきました
でもまぁ気にしない!
これが無事に胚になってくれれば
安いもんだわ!!!
帰りは病院の近くのカフェでお茶
ご褒美に旦那とケーキを食べました
イチゴのミルフィーユ
旦那が
「よくがんばってくれたね!ありがとう」
と言ってくれました
そうよー!わたしは
あなたとの子供のために
身体張ってがんばったんだからね!
もっとほめてーー←
あとは無事に胚になってくれることを
祈るのみです………
頑張れ卵ちゃん
冷や汗 百年、貯めたっていい。
冷や汗 関連ツイート
マジで戦慄………
未だに冷や汗かいてる…
なお仕事は休めない。会社くん!社員をもっと労わろう!