みんなのうたどうせ買うなら楽しいが実感できたほうがいいですよね
こんにちは。1週間があっという間に過ぎる眉屋です。
ごきげんな時は鼻歌を歌うヒロ坊ですが、日本に帰省中レパートリーが数曲増えました。
お気に入りなのは「みんなのうた」のこの曲。
「ドンナニ チリアス キメテテモー」
とご機嫌です。なぜか歌うときは裏声になるヒロ坊です。チリアス。
そして本題。今日は本のレビューです。
こちらはKADOKAWAさんに送っていただいた3冊。
まずは
森秋子さんの「脱力系ミニマリスト生活 」
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ミニマリストですよミニマリスト。
かく言う私も幼少期からスナフキンの大ファンで、「いつでも旅立てるようにトランク一つに荷物をまとめて生活してみたい」と思っていた時期もありました(無理でした)。
それが結婚・出産を経て雪だるま式に増えるモノ、モノ、モノ。家中ごちゃついております。
著者紹介欄の”子育てをきっかけに溜め込んだものの多さに絶望。「本当に大事なもの」だけで暮らそうと、ものを手放す生活を実践”するようになったとのエピソードに、やっぱ子育てするとモノ増えますよねぇと共感しつつ読みました。
ゆるふわな表紙イラストですが、内容は中々にしてストイックというか突き抜けた強さがあり面白かったです。
ハウツー本というより哲学本のような印象。著者の考え方や感性・世界観が独特なので、元となった人気ブログ「」 もご一読のほど。
続きまして、絵本「ツムツムをさがせ! 」とカレンダー「毎日ツムツムをさがせ! 」 。
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ウォーリーをさがせ!のような児童向け視覚探索絵本です。
登場するのは202ツム。ミッキーをはじめ、ラプンツェル、ズートピア、カーズ、南部の唄のうさぎどんなど(誰だ…?)となるキャラまでみっしり登場します。
ツムツムたちがお菓子を作ったり雪合戦したり。
クイズは「プーさんはぜんぶで9こ。みつけられるかな?うしろすがたもあるよ」 という感じなのですが、これが中々難しい。
うしろすがたと言いつつお尻だけしか見えてなかったりと探し甲斐があります。
ヒロ坊にはまだ早かったですが、隅々まで眺めるのが楽しい絵本でした。
余談ですがアメリカでもツムツムグッズが沢山売っていて驚きました。可愛さは世界共通ですね。
最後にご紹介するのは集英社さんから送っていただいた、瀬尾まいこさんの「ファミリーデイズ」。
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あの「
子宮の手術で医師から「子どもは難しいだろう」と言い渡された著者。「自分の子どもが無理だとしても子どもと触れ合える機会はいたる所に転がっているのだ」と中学教員を辞めて保育士の資格を取った矢先の奇跡的な妊娠。
そんな流れを書くと”頑張り屋のママ、念願の子育てに奮闘!生まれてきた娘に圧倒的感謝!!” みたいな感動的に熱い展開になるかと思いきや、なかなかどうしてズボラでゆるく優しく、娘さんのことも愛をこめて極めて客観的に見ている雰囲気。
中学教師をしていた経験を通して、なんというか今の娘さんだけでなくその先を見ているような印象です。
読み進めるたびに「ああ、この著者は人間が好きなんだなぁ」ということが伝わってくるというか、欠点を含めて人間を愛している方なんだなぁと感じる、優しさとユーモアに満ちたエッセイでした。
以下本文より抜粋。
「娘との生活が始まってから、明日が二つやってくるようになった気がする。自分の明日と、たくさんの可能性と未来に満ちた娘の明日。自分以外の誰かの未来に手を触れることができるのは、どんな厄介ごとが付きまとったとしても、幸せなことだ。」
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なかなか新刊を読む機会がないので、本を送っていただき感謝感謝です。ありがとうございました!
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★コミック発売中!(Kindle版もあります)
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みんなのうた クロスロードしよう
僕は8年くらい、松本さんの曲が”世に出る”ためのお手伝いを仕事としてやらせていただいてきたが、その中でもこの曲はとりわけ思い入れ深いものになった。ささやかながらこの曲が成就するお手伝いができたし、何よりも作品の仕上がりが素晴らしいものになった。
そして、この歌の映像が本当に素晴らしい(アニメーション 加藤末起子さん(白組))のだが、先日みんなのうたの担当プロデューサーにお会いして話を聞ける機会があった。
プロデューサーの方がこの曲から受けたインスピレーションやイメージ(曲を聴いてジョルジュ・スーラの絵画のタッチが浮かんだそうだ)をアニメーターの方とこだわりながら丁寧に細かく詰めていったとのことだった。
そして、大事なルールとして、現実にどこかにある風景を描かない、ということをリクエストされたそうだ。イメージを限定しない、観る人のイマジネーションの余地を広げる、ということなのだろう。
その話を伺って、僕はスタッフながらその時にやっと気づいたのだが、それこそが、この「窓」という曲の”肝”だった。そして、それが「窓」が今の時代の音楽とは大きく違うところでもある。
それは、”聴き手のイマジネーションに大きく委ねる”ということだ。
今、巷で流れる曲の多くは、どれも皆必死に自分を主張している、ように僕には聴こえる。歌詞も、メロディの構成も、アレンジ、ビートも。溢れすぎている音楽の中で存在感や独自性を示すためにやむを得ないとも思う。ただ、音楽が説明的過ぎて、想像や直感が働く余地があまりにない気もする。だけど、それが何より”時流”ということだろう。
この「窓」は、メロディー、歌詞、歌声が、正三角形のようにお互いを支え合っている。
私が、私が、と自己主張する要素は皆無だ。そして、この”正三角形”だけが、音楽に、想像力を受け入れる無限の広がりを生み出すことができる(ピラミッドパワーのように?)。ただ、こういう”調和”は、とりわけ今の時代の中では目立ちにくいし、何よりも達成の非常に難しいものでもある。
松井五郎さん、松本俊明さん、そして、薬師丸ひろ子さん、というそれぞれの道の頂点に立つプロ中のプロでありながら、”音楽的な”人たちだからこそ、可能になったことのようにも思える。”音楽的な”とは、素養や技量だけじゃなく、キャリアを通して”音楽への敬意”にブレがない、ということだ。パーソナルなエゴといったようなものが”音楽作品よりも前に出ることは決してない、ということだ。
今の時代を生きることの個人的な切実さ、息苦しさをリアルに音楽に反映させることはもちろん間違ったことではない。ただ、音楽にネガティヴなものを託す場合、音楽は予期できない形でそのネガティヴさを増幅させてしまい、歌う人にも聴く人にも影響を与えてしまう。昔と違って世間全体がセンシティヴなこの時代、それは心していた方がいいと思う。
「窓」を聴いた時の、それまで”内向き”に固定されていた自分の視点が、自然に外の世界に向かっていくような、広がりのある感覚は、僕自身久しく味わっていないものだった。
若い表現者たちは、今の時代が全てだし、その感覚が全てだ。
だけど、キャリアのあるプロフェッショナルな音楽家や、僕のような長くいろんな音楽を聴いてきていることだけが取り柄のスタッフは、自分の引き出しを探って、今の時代に不足していて、でも、心に何か良い働きかけをしてくるような音楽をきちんと作って、世に出すというのも課せられたことの一つなのかもなあ、と思った。
みんなのうた 関連ツイート
またstage2クリアできなかった……( ̄^ ̄゜)
けど、みんなが応援してくれるかぎりうた頑張ります!!!!
また月曜日も生配信やりますのでお待ちしております☺!… https://t.co/WCNkrIESrL
アイマスPやのに沼津に来てもうた…。
大洗にも行ったことないのに…。
もう職場もクビなるし刑務所入んのもほぼ確定やん……。
明日には警察が俺のTwitter垢探してくるやろし今の内に垢消すわ。
みん…
👩太田裕美さん、みんなのうた 4度も歌ってることを嬉しく思いますね…!