街をつなぐ、心をむすぶ 神さま
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前回の「有り難しと色心不二」には、
たくさんのコメントありがとうございました。
人生の中であまり味わいたくない事の中に、
苦難や困難や災難などがあります。
そこには全部、
「難」という字が入ってますね。
人は誰もが、
この「難」の「無い」…、
つまり『無難』な人生を望みます。
けれども反対に、
「難」の「有る」人生のことを何と呼ぶか知ってますか?
=『有難』な人生?
…もう気付かれましたね、
実はそれが、
『有り難し』なんですw。
良い事ばかり起きる事象ばかり「ありがとう」じゃないんです。
だから、
悪い事が起きた時こそ「ありがとう」なんですね。
「ありがとう」は運命を転換させる言霊だ…、
と言われている所以は実はここにあります。
不運の連鎖をストップさせる使い方ですね。
でも、
本当に苦しい時にはなかなかできないですけどw。
一般に誰しもが考えることは、
できれば苦しい事は起きなくて、
人生は「無難」なほうがいい…。
でもよくよく考えてみたら、
「無難な人生」とは、
生きていて全く難が起きない人生です。
果たして神さまがそれを望んで人間を作ったのでしょうか?
毎日の生活において苦難や困難や災難もなく、
ただラッキーなことしか起きない人生…。
勉強しなくていいし働かなくてもいい、
ご飯も作らなくてもいいし嫌な人や社会と関わる必要もない。
もしそういう人が世の中にいたとすると、
その人は果たして幸せな人生だと言えるでしょうか。
きっとつまらない人生、
もしくは、
人として生まれてきた意味も、
生きていく楽しみも半減してしまうのではないでしょうか。
だから難の有る人生…、
「有り難し」の言霊の本当の意味がそこにあるように思います。
あなたが受けた難に向かって、
そこで何かを学び取りなさい、
乗り越えていきなさい。
そんなポジティブなメッセージが、
「ありがとう」の持つ言霊なんですね。
そして神は必ず乗り越えられる苦難だけを、
与えてくれるように思います。
自分の魂を鍛えるために。
だから「ありがとう」は人に言う言葉だけではなく、
難を与えてくれた神に言う言葉でもあるんですね。
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