恥をかかないための最低限の中盤知識
階段を駆け下りてくる音がする。
リビングにやってきた下の子は絵に描いたような寝起き顔だった。
あぁ…嫌になったんじゃなくて、単に寝過ごしたのね(笑)。
下の子は淀んだ空気を察したのか、画面に目を移し無言で中継を見つめる。
「いい内容なのは、むしろ讃岐の方なんですがねぇ…」
そんな解説の声が聞こえる。
もう3年くらい聞き続けている言葉。
いつになったらこの殻を破るのか…。
選手たちが出てきた。
点を取りたい讃岐は、”いい内容”だったにも関わらず、勝ちにいくため2枚替えを敢行する。
【讃岐①②】
7永田亮太 → 11森川裕基
19重松健太郎 → 10高木和正
西もそうだったが、高木も「ようやく帰ってきたんやなぁ」という復活を思わせる動きだった。
中島を使ったパワープレーは有効だった。
、アイデアも良かったが…。
画面には疲労困憊で顔をくしゃくしゃに歪めた原の顔がアップになった。
さっき足が攣っていた木島は再び猛然とスプリントを仕掛けて攻撃に参加する。
もう見るのが辛くなった。
身体を壊してしまうのではないか…と心配してしまうくらい、みんな走っていた。ゴールを目指していた。
守備陣もトドメの1点は何としても阻止するという気持ちを見せる。
やってることは きっと間違っていないし、全力で取り組んでいるのに結果が出ない…。
試合は0-1で順当に讃岐が山口に敗れ去った。
これで讃岐は5連敗。
「(次節のアウェイ)大宮、行ってきなよ」
嫁さんから勧められたが、あたしは首を縦に振ることができなかった。
もう讃岐の選手たちを観るのがシンドい。
こんな気持ちで行っても力にはなれない…。
そう思えて…大宮行きをキャンセルした。
一夜明けて。
急遽入った出張の帰り道、讃岐のオフィシャルサイトを開けてみた。
そういえば試合後の北野監督のコメントを読んでなかったなぁ…と。
最後の質問。
こんな言葉で締めくくられていた。
「選手たちはみんな上を向いてるし、全然ここから勝てると思います」
この言葉、心に引っかかった。
過去に同じような言い回しがあったかもしれないけれど、
(出遅れちゃったけど、まだ巻き返せる。それだけの戦力は整ってきたんだ。見ててくれ)
そう言っているように受け止められた。
強気のコメントを出すこともある北野さんだが、その大半は「負けるような試合じゃない」とか、「こうすれば勝てていた」みたいなニュアンス。
しかし、今回はその日の試合に関する発言ではなく、これからの讃岐について語っている。
それは去年の夏、後半戦に向けた抱負を四国新聞のインタビューで語った際の「やり返す」に似たニュアンスだった。
その後、讃岐はクラブ史上最多タイの5連勝をマークしている。
少し勇気をもらった気がする。
最下位になって、メディアの扱いもドンドン小さくなるばかり。「降格」や「J3」という単語もちらつき始めている。
すっかりカマタマーレ讃岐の看板は汚れてしまった。
汚名返上するにはここから這い上がるしかない。
今となっては大宮行きをキャンセルしたことを後悔してるが(笑)、もっと後悔させる勝利を期待したい。
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中盤 まいにち頑張る。
中盤 関連ツイート
まず綾波
…ズルいですね
綾波ズルかった、あのでかたは反則や
ね、次、マリ
もったいない
なんで最初あんな劇的な感じて中盤居なくて最期どーんなのか
ねぇ、あとアスカ
…よかったぁ
はぁ、よかったねぇ
どっちも党の勝利のために、みんなの力がもっと必要なの💕
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