体臭のレシピ・作り方の特集、あの商品、この逸品が驚きの金額です
体臭で映えるワ・タ・シ！
これは、まじで恥ずかしい。
私の中で、忌まわしい記憶になるなぁ。。。
昨日の夜、私はストライキ起こして
部屋に入らず、結局個室で寝た。号泣しながら(笑
なに急に(笑)
最初の入院当日。
案内された部屋は625室やった。
そして手術して帰ってきて2日間は個室やった。
その後「じゃあ今日お部屋移動しますね」
って、移動した先は、635やった。
なんで手術後、個室やったんか、その後の部屋が最初と変わったんかとか何もあんま分からなくて、別に気にも止めてなくて、
「はーい」って言われるがまま。
自分が個室にいるって感覚もなかったな。
言割れてみれば、あ！ほんまや誰もいいひんかったわ！個室や！って感じ。
自分で歩いて部屋から出るわけでもなく
2日間は、ほぼベッドで寝たきりやったし。
そして、そして、4人部屋。
ご年配のお年寄り3人。
1人は、もう、ほぼほぼナース室にこもりっきりで、部屋にいはる時間ほぼない。
いたら、なんか、ずっと喋ったはるし。
もう１人は、わりとしっかりされてて
のちに話す機会があったし知ったけど
3年前に肺癌なって、それから毎年転移してて
でも今回は、肺炎で入院らしい。
そして、もう１人。私の向かいの人。
もう、寝たきりで、排泄も食事も介護が必要。
受け答えはするけど、曖昧。
でも1週間前か、私がくる前は歩けてたらしい。
最近食べへんねー。とか、急に衰えてる。
その人は、もう、終末期。よく理解はしてないけど、いつ亡くなってもおかしくない人？
その方の体臭がやばい。
もう、ほんとに、廊下歩いてても
この部屋だけ臭いが違う。
臭いって一言で表せられへん初めて嗅いだ。
でも、ずっと悪臭充満じゃなく、その方の
排泄後や、体ふきの後にムワ～ってくる感じ。
でもそれも、もうずっと部屋にいたから
鼻がバカになってるだけで、
部屋出て戻ってきたら「あ、くさ…」ってなる。
最初は「うわ！なに？！この臭い！！！」
って、まだ得体の知れない臭いに驚いて
「うーわ。くっさ！！」って思って部屋出て
避難する程度やった。どこからしてんのかもわからへんかったし。
でも次の日、またブワッて充満して。
おえって、気持ち悪くなってきて気分悪くて
看護師さんに「これなんの臭いですか？」
って、初めて、その人の体臭って知った。
え、末期の人って、こんな悪臭出るの？
人それぞれやけど、、、って。なんか衝撃。
ふと、小林真央さんも最期こんな臭いやった？
とか考えてた。
首吊りしたら、全部の液出て悲惨とか、
水難事故も、水吸収してブヨブヨなってるとか
初めて知った時と同じ衝撃。想像できひん。
「うー。私この臭い無理やぁ(>_<)」
って、仲良し看護師さんに訴えて、
部屋空いてるか聞いてみるな。全部埋まってた。
また空いたら変わるようするな
「うー。お願いします(>_<)っていうか
看護師さん、やっぱ凄い！ほんとに凄い！」
って、まだ、そんな程度やった。
私、もともと人より匂いに敏感で。
強烈なワキガが新人で入ってきた時も
色々ありつつ、その子と日にちズラしたくらい
ほんまに無理。生理的に無理。
もう、その事ばっかにとらわれて、
耐えれへんくなる。頭痛もするし嘔吐もする。
花の香りとか、歩き煙草とか、香水とか
ほんまに敏感。
仕事中、隣でアルコールスプレー吹きかけても
その場離れたり、息止めたり。
逆に、お客さんとか、すれ違いで、
「え！いい匂い！なにこの香り？！」と思ったら
時と場合によっては、知らん人でも聞きにいく(笑
なんて、たとえたらいいんかな。
雨の半渇きの臭いとか、牛乳ふいて放置した雑巾とか、納豆の蓋放置したり、悪臭の排水溝とか
カメムシとか、なんせ、うっ！て
鼻もげる系の、耐えられへん臭い。
「うーわ！くっさー！」って
はしゃぐレベル超えてる。
その部屋なって、二日目とかも
もう、看護師さんが、その人のお世話しだしたら
部屋出て、ウロウロして頃合いみて戻ったり
三日目かな？食事中にきて、最悪…と思って
部屋出て、立ってたら「どしたん？」って
「いや、ちょっと今においがね…」って。
そしたら、んーかわいそうやなぁ…(>_<)
って、めっちゃ巨大空気清浄機入れてくれた！笑
パワーマックスで、ゴォォォォー！てフル稼働。
「古いし、気休めやけど、なんとかいけるかな？」
いや！もう十分です！有り難う御座います！！
て、最初は感動して、イケる！思ったし
空気清浄機の威力すげーって感心してたけど
やっぱもう、脳が記憶してるっていうか
ほんまに臭ってんのかわからんけど、もう臭いが
頭にこびりついて、常に部屋にいるだけで
苦しい、居心地悪い感じで、眉間にシワ寄せて
過ごしてた。
翌日、だいぶ私自身が自由に歩けて
体も楽になってきてからは、
食堂にいる事も増えた。部屋戻る時は
フーッて一呼吸おいて、意を決して入る感じ。
この時点でも、3人くらい看護師さん
「ごめんねー。部屋空いたら言うわなぁ」って。
結構諦めてた。
見てても、ネームプレートついてないとこ
何ヵ所か合って、歩いてても
「ここあいてるやん」みたいな場所もあった。
まぁ、患者分けとか、事情があるのはわかる。
私もそんな”どうにかして！”って怒る訳でもなく
なんか申し訳ないな、すみません…って気持ち。
空気清浄機入れる時も、え、でもそんなん
気ぃ悪くないですか？傷つきません？
みたいな、まだ相手を気遣える状態やった。
急に隣の方が「あの大きいの自分で家から持ってきたの？」って(笑)
「もう、ちょっとキツすぎて…」って言うたら
「なんで？なんか喉悪いの？大丈夫？」って！
“あぁ、ね。しんどいね”とか共感するか思たら
全く
いの事なにも感じてはらへん！
え！！同じ我慢して耐えてるんやと思ってたのに
全然気づいてないの？快適に過ごしてんの？！
って、なんか笑けてきた。まじか。
とうとう、夜中。見回りで、ふと目覚まして
そしたら、おむつ替えで、、、
マスクして、布団バサッとかぶったけど
やっぱもう無理！って空気清浄機MAXにして
部屋出て真っ暗の中、ドアの横30分くらいいた。
看護師さん「そんなにきつい？」って
え、きつくないの？まぁ、実際してはるもんな。
私絶対無理。お金詰まれても無理。
その翌日、朝6時から、食堂に。
クロスワードとか歯ブラシとか、お箸とか
充電器とか一式持って。
朝ごはんも、昼も、夜も
食堂に運んで食べた。永遠に食堂いた。
「ちょっと血圧はかるしお部屋行こかぁ」
言われて、最初は半笑いでため息ついてたのが
もう、不機嫌なってきて、部屋では無言。
終わったらすぐ出る。
ちょっと、この時点から、なんか対処ないの？
ここまで他に対策ないの？って。
なんかあかん方、あかん方に意識が向いて。
「今は空いてる部屋も予約でうまってて、明日も入らはるし、ごめんねぇ～」って。
気にはかけてくれたはるし、どうにかしたいと思ってくれたはる看護師さんがいるのもわかる。
お世話する前に空気清浄機MAXにしてくれはった人もいた。
でも、4人部屋の予約って。患者がここがいい、
って決めるわけちゃうやろ？変えたらいいんちゃうの？意味わからん。そもそも私も替わってるやん。なんで替えたん？あの部屋に追いやったん？
みたいな思考回路。
結局21時半に消灯なので食堂締めます。
って言われるまで、ずっと食堂いた。
朝6時から。ずっと。
ちょっと荷物取りに部屋入らなあかん時も
もうイライラして早歩き。
消灯も言いにくるギリギリまでいて
21時45分。「そろそろ行こっか。寝てしまお！」
「明日もっかい調整かけあってみるからね」って。
もう笑えへんなってた。
「おやすみなさい」言うたけど
部屋には入らず、でもドアの横にいるのも
いかにも。って感じやし
曲がり角曲がったとこに立ってた。
昨日の夜中も避難したとこ。
ナースステーションでた部屋の廊下からは
見えへん死角のとこ。
少しして、ナースステーション行って
「今、個室って、あいてるんですか？1日差額いくらですか？」
「1万1千円です」
「退院当日午前中いるだけでも1日分かかるんですよね？」
って、事は、あと4日…約4万5千円。
臭いとお金、天秤にかける。
めちゃめちゃ迷う。もったいない！
でも耐えれへん！でも、でも。どうする！？
みたいな(笑)
「あぁー、そうですか、有り難う御座います」
って、また部屋じゃなく死角のとこ。
Wi-Fiは届いてるから、YouTube見たり。
でも15分くらいかな？
看護師さんが歩いてきて、通りすぎて戻ってきた時にビックリしてた。
「そんな無理？」って心配した悲しそうな顔。
「ごめんなさい、もうね、ちょっとね、限界」
「部屋戻って寝て欲しいのも分かります、迷惑なんも困るんもわかります。でも私もう部屋はちょっと入る気にはなれなくて。」
「いまね、芳香剤おいてきたし、ちょっとはマシなったよ。明日かけあってみるから！」
今日だけ頑張ろう。みたいな。
なんでそんな罰ゲームみたいな感覚で寝なあかんの？
「私だって、寝たいです。でもほんとにもう無理なんです。やしね、朝6時までここにいて、それから食堂で寝ようって思ってます。こんなとこいたら迷惑やし最初トイレこもろうかなとか、でも姿見えへんのあれかな、って、やし、どっか行ったりせず、ちゃんとここにいますから、気にせんと、ほんまに、ちょっと、もう、そっとしといてほしいです…」つって。
おいおい、33歳、1児の母。なにやってんの。
臭いくらい我慢しーな。面倒な仕事増やさんといて。って思われてんねやろーなぁ、、
そんな事思うような看護師さんじゃないけど。
親身に気遣ってくれはる。
でも、「かけあってみるから」は聞きあきた。
なんの期待もしてない。
「ほんとに、大丈夫ですし、戻れっていうのは、ちょっと、私無理です」って
ほんまに、普通に夜をあかすつもりやった。
立ちっぱなし疲れるしイス持ってこよっかな。
でも、入るん嫌やな…地べた冷えるかな…
みたいな。
「んー…(>_<)」って戻っていかはって。
正直ここまできたら、なんか対処してくれはるかな？って気持ちが少しと、
朝まで音楽聴いて乗り切るぞ！と思って
イヤホンでガンガン。
気持ち切り換えよう！見よう！って。
Da-iCEとかNissyとか、三浦大知のダンスとか
見て、ちょっと気が紛れてきて、足もノッて動かして、ちょーどいいやん。みたいな感じで
テンション落ち着いてきて、音楽にノッてる時に
看護師さん、3人現れた。はっず！
「す、すみません…////」ははは。みたいな。
「ちょっと、やっぱりここに朝までっていうのは、あれやから、今話して、とりあえず朝までベッドだけ、個室と移動させますし、ゆっくり寝て下さい。朝どうにか考えますし」って。
「じゃあ、荷物他のはあれやけど、ベッドだけ持ってきますね」
って、3人去って行ったあと、もう涙溢れる。
なんの涙かわからん。
嬉しい、いや違う。申し訳なさ。
なんか、これ打っててまた泣けてきた。
解放された感？安堵？悔しさ？
もう、グシグシなるくらい号泣。
子どもみたいに溢れ出てくる涙ぬぐった。
個室通してもらって、ゆっくり寝てね。
ごめんね、手術後でしんどいのに、こんな思いさせて…とか言われて、また、えーん！みたいな。
うえっ、うっ、ひっく！子ども。
30分くらいして、あ、まだ起きてた？
どう？落ち着いた？大丈夫？言われて
「もーー！ほんとっすみません！」
くっそ恥ずかしい。醜態さらしてもーた。
「大丈夫なんですか？誰の判断ですか？明日
怒られませんか？勝手な事して。そんなん部屋で寝るようさせーってなんも看護師さん怒られません？」って。心配、不安。
「私ね、臭いも、もちろんあれやけど、怖いんですよ。なんか2日前かな？お昼か、夜か、その時、カーテン越しで、看護師さん、山田さーん！ご飯きましたよー！食べましょねー。ってカーテンあけはって、
山田さー、、え、、ちょっとまって、、、って
小声で呟いてパタパタパタって急いで出ていかはって、パタパタ戻ってきて無言でまたパタパタ出ていかはって、私、心臓バクッてなって、え。亡くなった、、え。て、もうドキドキして怖くて、そしたら、またバタバタって二人来て
あー、ほんまや。ってなんか、点滴漏れたはった時あったでしょ？あの時のなんか、その背景が
カーテンで見えへんから、ほんまに亡くなったと思って、そこから、この人朝息してなかったら、私、それでも、この向かいにいなあかんの？って、なんかね、臭いとそれが、もうリンクって言うか、なんか無理で。」
って、急にめっちゃ喋る。
「あ、すみません、じゃあ、本当に有り難う御座います」って急に我に返って、恥ずかしなって寝る。
それが昨日の出来事で。
朝「おはようございまーす」って起こされて
目が覚める。
びっっくり！初めて夜寝てから
1回も起きひんかった！何回も目ぇ覚めて
携帯で時間確認してトイレ行ってってしてたのに
めっっちゃ爆睡！！！！！笑
ほんで、違う看護師さんやったけど、この人も大好きな人で、テンション高いし明るい気さくな人。「ほんっと！すみません///」
めっちゃ笑いながら、「いえいえ～！大丈夫！」
「朝の集まりみたいなんで、言われますよねー
もーー最悪っ///めっちゃ恥ずかしー」つって。
そして、今、優雅な朝食中。
部屋から出るん恥ずかしい。やだ。
どんな顔して、看護師さんに会うのよ。
だっさ。誰もそんなん気にしてないのわかってるけど、股開いて管入れられたり、おしっこ渡したり、ウンコ見せたりするより恥ずかしい。
私にもちゃんと、羞恥心あったんやな。
なにを、しょーもない事しとるんだ私は。
さぁて。部屋どうなるんやろなぁ。。
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