理性 システムが止まると、パパも泊まる。
あなたのそばに 理性
お気をつけください
2つ目の ツリーには
サンタが 3人 ロープにぶら下がってる のを 中心に
お菓子のお家や 金銀に輝く ボール等の オーナメントに 紛れて
願い事を書いた 短冊が 飾られていた
「・・・サンタさんに 申し訳ないよ・・・」
《翔くんが いつまでも 健康で ありますように》
《メンバーが 健康で ありますように》
《ファンの人達が 健康で ありますように》
《翔くんが もう少し ゆっくりできますように》
《もっと 翔くんと いたい》
《翔くん・・・・
「ふふっ・・・本当に・・・あなたって人は・・」
達筆に書かれた 短冊を
一枚一枚 丁寧に 外し
込み上げるものを ぐっ・・・と 飲み込み
嬉し涙が 見られない様に
大きな息を 吐き出した
「後・・ひとつ・・・か・・・」
張り裂けそうな思いを 抱え直して
最後の ツリーへと 脚を早めた
「ほぉ〜〜しぃ〜〜にぃ〜〜
ねえ〜〜があぁ〜〜いぃぃ〜〜をぉぉ〜〜」
3個目の ツリーの前で
《星に願いを》を 口遊む 智くんが 居た
最後の短冊に 軽く 口づけをして ぶら下げようと・・・
「智くん」
「あっ・・・翔きゅん❓」
「ダメじゃない・・・サンタさんを 困らせちゃ・・」
「ふえっ⁉️」
「サンタさんは プレゼント配るのに 忙しいんだからね」
「知ってるよ・・・しょれくらい・・」
「それに これは 七夕の時のだから
こんなの 飾られても サンタさん 困っちゃうでしょう」
「あっ‼️・・おまえ なんれ 持ってんらよっ しょれっ⁉️」
「だから・・・これは 七夕ので・・
智くんが 飾ろうとしてるのは クリスマスツリーだから」
「ふふぅん・・・
翔きゅん 知らないんらあぁぁ〜〜《星に願いを》を」
「えっ・・・と・・・《星に願いを》くらい 知ってるけど」
「かぁ〜〜があぁ〜〜やぁ〜〜くぅ〜〜ほぉ〜〜しぃぃにぃ〜
ねぇ〜〜があぁ〜〜いぃぃをぉ〜〜こぉ〜〜めえぇ〜〜てえぇ」
透き通る歌声は
思わず 聞き惚れてしまう程で
その上
サンタさんに 届けるみたいに 顎先を高く上げて 歌う姿は
俺の理性を 一瞬で 吹き飛ばすのに 充分過ぎる
まっ・・・歌詞は 間違ってるけど・・・
「・・・・・」
「ねっ・・星に願いをしてたんらよ・・」
「・・・・短冊に・・書いて❓」
「らってぇ〜〜 分かんないじゃん・・俺の願いがさあぁ〜〜
だからね・・・ お手紙 みたいなもんなのにしゃあぁーーー
それを 取るなんて・・・ひろいよっ‼️」
「あっ・・ご・・・めん・・でもね・・・これは・・・」
《翔くん・・・愛してる》
サンタさんも 参っちゃうよ ・・・こんなの 貰ったらさあ
「俺の 願い事なのにぃぃーーーっ‼️」
「ツリー 買おう・・・ねっ・・・大っきなツリーを
そんで 智くんの 短冊 と 俺の短冊を いっぱい 飾って」
「てっぺんに お星様 わすゅれんなよっ‼️
それがないと 願い事 叶わないもん」
「天辺に星⁉️・・・・
もしかして もしかしてだけど・・・
《星に願いを》 ・・・って サンタさんじゃなくて
その天辺の 星に 願ってたの⁉️」
「うんっ‼️ そうらよっ‼️ そう言ったじゃん・・・俺」
どうぞ・・・
クリスマスの 夜を 2人で 暖めあってください
ーーー…………ーーー…………ーーー…………
クリスマスの奇跡・・・あっちゃんに届け‼️
理性 おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
『』の智くんサイドです。
みんなにはヒミツで付き合っている、
人気俳優ニノちゃんとアイドル智くんの
お話です。
***
SIDE O
俺は大野智、職業はアイドル。
櫻井翔くんと二人組の「山」っていう
グループで活動してます。
今日は昼から映画の顔合わせに出て、
そのあと取材を受けて、
そしてこれから歌番組用の収録。
「ごめん、遅くなった!」
予定入り時刻を30分過ぎてスタジオに
着くと翔くんはもう衣装に着替えていた。
「お疲れ様、智くん。全然大丈夫だよ」
メイクの相葉ちゃんに髪をやってもらい
ながら、鏡越しに翔くんが言う。
相葉ちゃんはデビュー当時からずっと
俺らを担当してくれてるメイクさん。
同世代だし気も合うし、とっても仲良しだ。
「もうすぐしょーちゃん終わるから、
おーちゃん先に着替えちゃってね?」
「分かった」
用意されてた衣装に着替えようと、
ばさっとシャツを脱いだら、
「―――ぶはっ!」
翔くんが変な声をあげた。
「さ、智くん、その背中…」
「へっ…?」
指さされて、鏡に映った自分の背中を
見てみると、
「……あ」
タテに何本か走った、赤い線。
いかにもな、爪を立てられた痕。
昼間、ニノと…の時だ…
車の中が狭くて、かなり無理な体勢させ
ちゃったから、ニノ必死にしがみついてた
もんな…
「おーちゃん、やるぅ~。
色っぽい傷だねえ♪」
ヒューって口笛鳴らしてからかってくる
相葉ちゃん。
「今日映画の顔合わせ行ってたんだよね?
なんで顔合わせで、そんな背中になるんで
すかねぇ~」
翔くんも面白がって聞いてくる。
ニノのことは翔くんたちにも言ってない
から、一体誰に?って興味津々な様子だ。
俺はふたりのことばを受け流して、
もう一度鏡で背中の傷を確認した。
「……ふっ…」
思わず笑みが漏れる。
だって…ニノとはもう長いけど、
こんなこと初めてなんだ。
普段、どんなに激しく求め合っても、
ニノは俺の身体に跡を残すようなことは
絶対にしない。したことがない。
昔から、そうなんだ。
あいつは俺の仕事に支障をきたすような
ことをするのを、すごく嫌がるから。
俺はそれが…
俺のことを想ってくれてるからこそだと
分かってはいるけど、
その反面、
どんなときでも理性の最後のひとかけらは
決して手放さないニノに、
…一度くらい、理性も何もかも吹っ飛ぶ
くらい、俺を求めて欲しい…
―――なんて、
思うこともあったりして、
だから、
たとえそれが物理的な問題で起きた
不可抗力だったとしても、
ニノがつけた痕が残ってるのは嬉しい…
などと思いながら、ひとりニヤニヤして
いたら、
「でも智くん…分かってるとは思うけど、
今、大事な時期だから…遊ぶのもほどほど
にね?」
咳ばらいをした翔くんに、やんわり釘を
さされて、
「うん、分かってる…」
余計な心配させて、ごめんって思う。
けど、ニノのことは…
遊び…じゃないし…
本気だし…
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ゴールド・スペル
ヴァンパイア
3コスト
能力:
手札のヴァンパイア・フォロワーすべてを+2/+0する。
その後【復讐】状態なら、デッキのヴァンパイア・フォロワーすべてを+2/+0する
#c0as https://t.…
ヴァンプの手札バフ関連意外といい感じに使えないかな?