SNOWは中高生のセックスに似ている
この前
大好きな彼と
初ビデオ通話しました。
いつもは電話なんだけど…
彼がビデオ通話してみるって
めちゃくちゃ恥ずかしくて
まともに顔も見れなくて
そんな私にSNOWで
楽しませてくれて
少しづつ慣れてきた時に
突然切れた…
スマホの電池が…
ってことで終了(笑)
直ぐには逢えないから
逢いたいって思った時に
ビデオ通話も必要だね
恥ずかしいけど
♡(///>_<///)デレデレ♡
久しぶりに彼の顔を見て
元気もらえたし
頑張ろうって
ありがとう(。•ᴗ•。)❣️❣️
愛してるよ〜❤
SNOWを科学する
海琉と迎える4回目の朝。
なんとなくリビングでゴロゴロしてみると…
それだけで、幸せ…と思えた。
パパが居て、お兄ちゃんが居て、海琉が居る。
当たり前の空間になるはずだったけれど…
明日にはもう海琉は目の前から居なくなってしまう…
もう二度と海琉に会えないなら…
二度と抱きしめられないなら…
海琉に伝えたい事…面と向かって全部話そう。
そう思い、海琉と2人っきりになり話しかけました。
海琉。離れたくないよ。
ずっと一緒に居たいよ。
元気な体で産んであげられなくて…
本当にごめんね。
お腹に居る時…
素直に喜んであげられなくて
ごめんね。
でもママ、ずっと海琉のこと
大好きだったよ。
動いた時、凄く嬉しかったんだよ。
何で死んじゃうの?
何でもういなくなっちゃうの?
海琉ーーーー
嫌だよーーー
お別れしたくないよーーー
あの急変した日以来…
初めて声を上げて泣きました。
でも、海琉も悲しい気持ちになっちゃうから…
海琉、いっぱい泣いてごめんね。
もう大丈夫。
大好きだよ。
そう話しかけ、リビングに戻りました。
お兄ちゃんは、また海琉の側で寝っ転がりながら、海琉にくっついてみたり、自分からオムツを替えてくれたり、私が泣いていると…
泣いちゃダメだよ。カイリ頑張ったんだからさ。泣いたらカイリが可哀想だよ。
そう励ましてくれました。
でも、お兄ちゃんだって辛い気持ちは同じ…
離れたくないな。ずっと一緒に居たい…
抱っこしながらそう呟き…
明日のことが頭によぎったのか、ちょっと待って…と一旦、海琉から離れて気持ちを落ち着かせていました。
そんなnanaiを見ているのが辛くて、
明日、無理しなくていいんだよ。
そう言っても首を振って、行くと言ってくれたお兄ちゃん。
13歳でこんな辛い経験させて…本当にごめんね…
一緒に居られる最後の日も、3週間違いで出産して健診や予防摂取は一緒に行こうねと話していた友達や、職場の先輩方、叔父さんや叔母さんも来てくれて…
気がついたらこんなに写真が増えていて、こんなにお花や贈り物が増えていました。
人と人との繋がりの大切さに改めて気づいた5日間。
海琉と過ごす最後の夜は、家族4人いつも通りの雰囲気でご飯を食べました。
そして、一昨日来れなかったNICUの友達が急遽来てくれることになり、
ドアを開けると…
そこには、いつものメンバー全員が集まってくれていました。
まさかのサプライズに感激して、涙が止まらず、嬉しくて泣きながらみんなと抱き合いました。
海琉〜
みんなが最後のお別れをしに
また来てくれたよ〜
今日は何となく…
寂しそうな表情になっていた海琉。
最後にまた笑顔を見せてあげられて良かった。
もう…本当に最後…
会えなかった従姉妹にもテレビ電話で海琉に会ってもらったり…
最後の最後まで、海琉に会えるのを待っていてくれた方に会ってもらう事ができて本当に良かったです。
そして…私は明日の準備をしました。
棺の中に入れるものを選び…
家族写真の裏にメッセージを書きました。
お花もたくさん入れてあげたいから…
この5日間で頂いたお花を一つ一つ切りとって箱に詰めました。
Snowアプリで記念写真。
2人共本当に可愛い…
優しいお兄ちゃんに頑張り屋さんの弟。
自慢の息子達がいてママは本当に幸せです。
そして、時計を見ると…
あと8時間をきっていました。
離したくない。
時が止まってほしい。
側にいるって感じていたい。
カイリの匂いを感じたい。
お別れしたくない。
起きて。目を覚まして。
声を聞かせて。
海琉の大好きなリズムで抱っこしてあげる。
ママの抱っこで寝てほしい。
海琉のこと、守りたかった。
成長が見たかった。
産まれる前から愛してたよ。
だからお腹にいる頃から
失いたくないって思ってた。
姿が見えなくなるのが怖い。
嫌だよ。海琉。
もう一度あなたを産みたい。
海琉と一緒に生きたいよ。
SNOW限定品ショップ
【12】◆Dear Snow◆
はぁぁ。
デスクのカレンダーを何度見ても、今日はクリスマスイブ。
あれから、櫻井さんに異動のことを切り出せなくて、クリスマスカードはずっと引き出しの中に入ったままだった。
渡すとしたら、今日が最後のチャンスだったんだけど、櫻井さんは、出先から戻って来てない。
最近、ちょくちょく、ひとりで外出をしてる。
クリスマスイブとあって、フロアはガランとしていた。
櫻井さんの机に置いておこうかな。
異動のことは、また後日話せばいいし。
そう思って、櫻井さんのデスクに来たら手帳が置いてあった。
足元には鞄もある。
あれ?戻ってきてるのかな。
手帳の上にカードを置こうとしたんだけど、例の写真が少しはみ出していて暗い気持ちになる。
このクリスマスカード・・・。
お子さんと一緒に見るのかな・・・。
飛び出してきたサンタクロースとトナカイにはしゃぐお子さんと、それを慈しむように眺める櫻井さん。
・・・・・・・・。
や、、だな・・・。
でも、それは、わかってたこと。
敵わない相手がいて、叶わない恋なんだから、そこは割り切ろう?
たかが、カードだよ?
唾を飲み込んで、涙も一緒に飲み込む。
はぁっと息を吐いて気分を落ち着かせて、カードを手帳の上に置こうとしたとき、ふいに肩を捕まれた。
「ひゃぁぁっっ!」
「相葉、、俺に用か?」
振り返ると、目の前に櫻井さんの顔。
・・・・・・・。
でも、、あれ?
なんか怒ってる?
「何か用か?って聞いてんだけど?」
やっぱり口調も、いつもと違う。
仕事でトラブルがあったのかな。
だから、出来るだけ明るく答えたんだ。
「あっ、あの・・・
クリスマスカード・・・
す、、すごくかわいかったんです。
音楽も流れるし、陽気な感じで、、えーっと、、元気で楽しいクリスマスになれたらいいなーって・・・アーメンっ♪」
はいっと、カードを渡して、お疲れ様でしたと言って帰ろうとしたんだけど、櫻井さんが行く手を阻んでくる。
「話って、それだけ?」
「は、はい・・・」
「だったら、これは何?」
ドーンと目の前に突き出されたのは、僕が書いた【異動願書】だった。
アー、、、メン・・・
…つづく…
💚💚💚💚💚💚💚