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性的チャームが高い女性

性的魅力が高い女性は前回も説明した通り、女性を物として見ている、セックス重視の男性を惹きつけやすい。
また性的魅力というのは殆どが生まれもっての気質であるため、幼い頃から男の欲望を見せられる事になり、性的魅力が高すぎる女性は男性不振や男性嫌いになりやすい。反対に自分の因果を受け入れ奔放に振舞う女性もいるが、どちらにしろ性的魅力が高すぎると『諸刃の剣』を未熟な内から手に入れている事になるので、それに振り回されて苦労する事は多いだろう。

また、性的魅力の高い女性に対して過度に頑張る男は多く存在するので、もし他の魅力が低かった場合、その女性は『男性に冷められる』『恋愛関係が長続きしない』等の運命を辿る事になるだろう。また年齢と共に性的魅力は消えていくので、性的魅力に固執している女性は、歳を重ねる程に苦しむ事になる。 

可愛さのチャームが高い女性

可愛さというのは、万人に通用する。

生まれつき可愛さがとても秀でていて尚且つ性的魅力がそれほど高くない人間は、甘やかされ、周囲からちやほやされて育つため、天真爛漫かつ性格が良く、甘え上手に育つ。

また単純で疑う事を知らない女性が多い。

中には自分の魅力をいち早く察し、上手い事人間関係に利用する女性もいる。

ただ、『可愛さ』の魅力が高く、尚且つ『性的魅力』も高い、または『気安さ』の魅力が低いと、同性の嫉妬を買いやすいため、それが同性付き合いに対する難しさを引き寄せる事になる。

また、『可愛さ』というのは非常にシンプルで浅い魅力である。
例えるなら、スナック菓子のようなもので、いくらでも食べられるが主食にはなりえない。

手軽に気分よくさせてくれるので、多くの人に受け入れられやすいが、強い感情は引き起こさないのだ。

ディズニーアニメやコメディーエンターティメントのようなものなのである。

よって、可愛さが『最大の武器』だと思っている女性は、恋愛が長続きしない事が多い。
僕が思うに、一番不幸なのは、女性同士の可愛さ比べにのめりこんでしまい、可愛さを追求しすぎる女性だ。そうすると男性から見る『結婚対象』の女性に必要な聡明さや気安さが下がり、モテるのになぜか結婚できないというような問題に直面するかもしれない。

気品のチャームが高い女性

気品の魅力が高い女性は、『高嶺の花』になりやすい。

人から話しかけづらい、お嬢様っぽいとイメージを抱かれる。

その分、気品と共に気安さの魅力が高ければ、万人に好かれるとても魅力的な女性になるし、気品に性的魅力や可愛さが組み合わされば、女優のような人生を歩む人もいるだろう。

気品に加え、知性が高ければ多くの人に尊敬される。

最初に述べたが、気品とは『重みのある魅力』なので、気品が高いと他人から軽々しく扱われなくなる。

気品の高さによって、それに釣り合わないと判断した男は近寄ってこないので、周囲の人間はほとんど勝手にフィルタリングされて行く。

そして歳を重ねた成熟した男ほどこの項目を気にする傾向にあるので、気品の高い女性は熟年の男性を惹きつけているだろう。同時に、気品が高い女性は自分の中身をしっかり持っていないと不倫の関係にも陥りやすい。歳上の成功した既婚男性の男は、気品の高い若い女性を好む傾向にあるからだ。それじゃあ、軽々しく扱っているじゃないかと女性の言葉が聞こえてきそうだが、不倫をしても良い�
�思っているかどうかは、その男の価値観の問題なので、『不倫＝扱いが軽い』というわけではない。これはまた別の話なのでここでは深く掘り下げないが。

知性の魅力が高い女性

くどいようだが、ここで僕が述べている知性とは、高学歴でも知識が豊富な事でもなく、男を立てられる聡明さ、対人関係を上手くいかせるヒューマンスキルの高さや、感情コントロールの上手さを示す。

僕が言うような聡明さを持つ女性なら、恋愛関係をスムーズにいかせる事には苦労しない筈だ。

また、僕は『男がバカな女を好き』だとは思っていない。

そういった考えが女性の中に芽生えるのは非常に残念な事だと思っている。

生涯の対等なパートナーを選ぼうとしている男なら、必ず賢い女性を選ぶ。

そうでなくては怖くて背中を預けられないからだ。

少なくても僕は賢い女性が好きだが、その賢さに高学歴である事や知識が豊富である事は含められていない。

どれだけ場の空気が読めるか、サバイバルスキルが高いか、多角的に物事を見られるか、感情に流されないかなどである。

ただ、近年本当に出来る女性が増えてきた。頭脳明晰かつ対人能力もすこぶる高い、僕でさえ近づくのに深呼吸一分必要とするような女性が増えている事も事実である。

そういう女性はまず同格の男性を見つけるのに苦労するだろう。

そして、男性のコミュニケーションスキルは大抵女性よりも高くない。

そもそも、殆どの男は女性のように精神共に成長し、立派になりたいとは思っていないため、精神的に成熟する事にはそれほど興味がない。

よって、頭も良く精神の成熟度も高い女性は、出会った男性の大部分の幼稚さにがっかりさせられる状況も多い。
その上に、そんな嫌な経験を払拭しようと更なる自分磨きに走るのがこのタイプの女性なのであり、そうするとまた既存男性とのギャップが広がるという誰も悪くは無いが望まない結果を招く事が多いように思える。

気安さのチャームが高い女性

僕がここで言う気安さとは、第一話でも述べたように『優しそう、良い子そう、受け入れてくれそう、居心地よさそう』などのイメージを抱かせる人物だ。

気安さが実際には中身の魅力である以上、見た目と中身が一致するかどうかで女性の因果律は大きく変わってくる。
見た目が気安い人間というのは男女関わらずとても得だ。

相手の懐に楽に入り込め、警戒心を抱かせないからである。

気安さに賢さを持った女性の中には、この持って生まれた見た目を上手く生かして強かに世の中を生きている事が多い。
この者たちは本当に強かでずる賢かったりもするのだが、なぜか見た目が憎めない、あほっぽい、気安いという理由で恨みを買う事が少ない。

そして、このタイプの女性の方が、完全に中身まで気安い女性よりは、サバイバルスキルという一点から見れば賢い。男女に関わらず『気安さ』だけが高く、他の魅力が低いとただの『良い人』扱いになってしまい、周囲から利用されるか、されなくても恋愛では立ち往生になってしまう事があるからだ。本人がそれに気づかない及び、それでも良いと感じているなら幸福だが、僕の周囲では悩んでいる女性の方が多い。

こういった女性は大抵『見た目は気安いが、中身はそうでもない』または、『気安いだけで他の魅力が低い』事が多い。

前回も述べたが、気安さというのは基本、目立って高すぎる場合を除き、最初に注目される魅力ではない。

ファイブチャームは、色気→可愛さ→気品→賢さの順で注目され、最後に気安さとなる。

なんとなくそこにあるなーと認識されるぐらいが丁度良いのである。

気安さが魅力なのではなく、強いていうなら気安さしかない女性の場合、『都合よく扱ってくる男』もしくは『自信が無い男』、あるいはその両方の男しかしか寄りつかない。「俺はもっと良い女が良いんだけど俺じゃ無理だしな、このレベルでいっか」というような妥協案で寄ってくるのである。

最後に、気安さに加え、気品または知性が高いと『母性が高い』女性として見られる事が多く、そういった女性はマザコンというか、女性に対して母性を求める男性を多く惹きつける。本人の理想はさておき、甘やかしてほしい、褒めてほしいというような男ばかりがやってくるため、どんどん強くなったり、気がつけば家に夫はおらず全員子供なんていう状況に陥る事も多そうだ。気安さについては補う事が多いので、最終章でまた足りない所を補足したいと思う。

さて、いかがだっただろうか？

ところで、ファイブチャームの中で、『気安さ』『聡明さ』『気品』は見た目の魅力ではなく、第一印象の憶測に過ぎない。よって、見た目と中身が一致しないという問題も出てくるだろう。
基本、この三つの魅力は、男性にそういう中身を期待されているので、裏切ってもあまり良い事はない。

むしろ少なくとも恋愛初期は全面的に期待に沿った方が良いと僕は思う。

その人が辿りやすい運命とは、自分が認知しているかしていないかによって大きく変わる。また様々な要素が関係しているのでここで全てのパターンを記述する事は極めて難しいが、少しでも参考になれば幸いだ。

いよいよ次回は、諸刃の剣ともなるファイブチャームの一つ一つと、どのように向き合い、高めていったら良いのかを検討していこうと思う。宜しくおつきあいいただきたい。

それでは皆様、よい一週間を。