中盤でビシッと格好よく

ドイツの義母、60代中盤ですがスタイルも良くて美人ですゴマをすりたい訳ではなく、本当に単純に、ネガティヴ発言が多いだけ

キングダムの50巻が4月19日に発売されました。

 

物語で描かれているのは王翦率いる秦軍と李牧率いる趙軍の戦いです。

 

 

史実物あるあるに突入しつつあり、ただでさえ盛り上がりにかけているのにまさかの信がグダグダ展開でした。

 

王騎を侮辱し、少し前にやらかした尾平のことを未だに根に持っていることが明らかになりました。

 

ガッカリ要素が強いキングダム50巻の感想です！

王騎を侮辱してるのは信。

秦と趙の大戦。

 

これまで主人公・信の部隊である飛信隊は動いていませんでしたが、総大将・王翦の命を受け50巻にて遂に戦場へ。

 

今回の戦場にて、信は敵将であり元・三大天の側近の1人・尭雲（ぎょううん）と戦う事になりました。

 

 

元・三大天の側近という事もあり強大な力を持った人なのですが、今回気になったのは戦いではありません。

 

尭雲が戦っている際に信に言い放った酷いようで割と本質を突く言葉です。

引用：キングダム50巻

『幸運な秦人がさらに幸運を積み重ねただけの人間～

 

ただ矛を貰っただけ　ただ運が良かっただけの男だ』

 

この言葉を聞いた信は王騎が矛を渡してくれた時のことを思い出し『あれが貰っただけ？』と王騎との思い出を馬鹿にされたのが癇に障ったのか怒り尭雲へ矛を振るいました。

 

 

当然とも思える展開だったのですが、よく考えてみると信って運が良かっただけなのは事実ですよね？

 

たまったま王様とそっくりなヒョウと同じ家の下僕だったことに始まり、その後は運よく王様と山の民とも絆を作りました。

 

その後も幸運が続き麃公将軍や王騎などと平然と交友を結び今に至ってます。

 

 

勿論、これまでの戦果などの全てが運だけとは言いません。

 

しかし、信が幸運である事は事実ですし実際のところ王騎の矛を貰っただけというのも事実ですよね？

 

王騎から授けられた名刀ならぬ名矛？であるにも関わらず数年間も蔵に眠らせることになったわけですから。

 

これなら王騎の側近や親戚の今回の総大将でもある王翦が継いだ方が良かったのは間違いないと思います。

 

 

どう考えても信が継ぐべき矛だとは思えないので、貰っただけというのは正しい表現と言えるでしょう。

 

現に今回の戦いでも使いこなせていないと自覚し、言い訳染みたことを言い出していますから。

 

信には相応しくなかったわけですから、矛を貰っただけ。

 

これは正しいと思います。

 

 

王騎が矛を信に授けたことが正しい判断だったのか？

 

今後の信の戦果次第ですが、少なくともこんなことで怒っちゃうような人には相応しくなかったとは思います。

 

今回のやり取りで、信が憧れている王騎を最も侮辱しているのは、誰がどう見ても尭雲じゃなくて信ですから。

 

 

騰（とう）将軍とか王騎の側近たちがこのやり取り観たら本当に後悔しか残らないと思う。

 

自分が仕えていた人が最後に矛を託した人がこんな、戦場で感情を制御できない人なんですからね。

 

僕が想像しただけでも頭抱えちゃいますよ。

 

戦場で共に戦ってきた側近たちはどうなっちゃうんだろうって本当に思いました。

 

根に持ってるね？

尭雲・王騎の矛事件にてガッカリさせてくれた信さんですが、実は50巻ではもっとひどい発言がありました。

 

その酷過ぎる発言というのは、飛信隊の軍師・貂に代わり尭雲と同じ『本能型』の将軍として指揮を執っていた際。

 

戦況の報告が逐一来るなか尾平隊が『か細く生き残っていた』という報告が来た際の一言です。

引用：キングダム50巻

『放っとけ』

 

放っとけ…？？？？

∑(￣ﾛ￣|||)

 

 

尾平というのは最初の戦場から信と共に戦ってきた同郷者であり飛信隊の古参の出っ歯が印象的な方です。

 

今でも歩兵をやっており今回の報告から小隊長であるのは間違いないです。

 

 

そんな同郷者であり古参の兵士に対し、なぜ信がこのような発言が飛び出てしまったのか？

 

それは過去の出来事…

 

桓騎軍絡みの尾平事件を根に持っているからでしょう。

信と尾平のいざこざがあり、一時は『2度と飛信隊に戻ってくるな』とまで言い放ちました。

 

 

最終的には、同郷者であり共に戦場で戦い続けてきた2人の絆を感じさせてくれる物語でした。

 

どんどん戦果をあげ大きくなっていった信ですが、尾平のような…

 

言ってしまえば小物との絆も大切にしてる。

 

そんな感じの熱い物語だったんです。

 

 

それで2人の中はすっかり元通りだと思ってんですが、今回の出来事で間違いなく信は根に持っていると確信しました。

 

というか、根に持っているとしか思えない酷過ぎる発言ですよ。

 

か細く生き残っていた尾平部隊に対し放っとけですからね。

 

戦場では犠牲はつきものですし、尾平だけを救うのはおかしな話なのは分かります。

 

 

でもね。

 

放っとけはないでしょ。

 

いやいや、言い方。

 

 

これ尾平さんが偶然耳にしたら自殺しちゃうレベルですからね？

 

放っとけって…

 

放っとけは本当に無いです。

 

本当に信にはガッカリさせられました。

llllllρ(　　 )lllll 

読み終えて

昔ほど熱くないというか、物語が史実で有名な展開まで来てしまうと巻いてって思っちゃいます。

 

史実物あるあるですが、王翦が勝つの知ってると言いますかね。

 

良く考えたら秦が7国制覇するから秦の始皇帝っ
て言葉があるんだなって考えると本当に巻いてとしか言いようがないです。

 

 

ただでさえ微妙な雰囲気なのに度重なる信のガッカリ行動。

 

王騎を侮辱したり尾平との出来事を根に持っていることを匂わせて来たり。

 

どこに行っちゃうんでしょうか？

 

今後のキングダムの物語が不安でしかありません。

 

 

物語的には中盤だと思いますが、グダグダになってくるといいますか。

 

史実物であるが故に盛り上がるべき展開で『いや、結末知ってるから』ってなっちゃう史実物あるあるに突入しつつあるのが辛いです。

 

 

今後の展開に期待しつつも、史実物あるあるに突入しつつあるので今後は盛り上がりに欠けるかなって思っています。

 

盛り上げりプリーズ…(笑)