デオドラント 魂を塊にしよう!
オレとニノしかいないくっそ暑い部室で
扇風機をかけまくりながら
制服に着替えた。
スプレー式のデオドラントを体中に振りかけると、爽やかな香りが鼻を掠める。冷んやりとしたスプレーが、肌の火照った熱を冷ましてくれる。
そう言えばオレ、泥だらけはいいけど
汗くさくなかったかな。
すっげー汗かいてたし
オレの頭を触った翔くんの手のひらとか
絶対にびちょびちょしてたかも。
ふと、自分の頭に手をやると
やっぱり汗で濡れていて
一気にテンションが下がった。
「クスクス。潤くん、さっきから1人で百面相。」
「え、…そうかな。」
「うん。気持ちよさそうな顔してると思ったら急にガッカリしてるし、見ててほんと飽きないよ。」
「なんだよそれ。ふふっ」
一足先に着替えたニノはロッカー前、
部室の真ん中にある長いベンチに跨るように座ると、あっちぃと言いながら扇風機の風に当たっていた。
指先で胸元の真っ白いシャツをはためかせ、体の中に風を取り込んでいる。
首を振る扇風機の風。
そのニノの家の香りが
こっちにまで香りだした頃
「あーっ!やっぱり、ここにいたー!」
バタン!と勢いよく開けたドアから
同じ部員の雅紀が入ってきた。
「ちょっとちょっとーっ 二人とも遅いからもう帰ったかと思って急いで着替えたのに、まだここに居るんだもんっ」
「うるせーなぁ。お前、もちょっと静かに入ってこれねーの?」
「だって、カズと一緒に帰ろって約束してたじゃんっ」
「そだっけ?覚えてねーや。」
「ちょっ なんだよそれーっ!」
ズカズカと中に入ってきては
ドスン!とニノの隣に同じように跨って座る雅紀は、『潤くん、焼けた?』なんてニカッと笑った。
「潤くんも焼けたよね、今日の陽射し凄いもん。ニノは、くふふっ…なんでこんなに白いんだっけ?」
「うるせーなー。お前なんか焼け焦げて死んじまえよ。」
「なんだよそれ、すっげーつまんねーんですけどーっ」
ひゃひゃひゃと笑う声が部室に広がり
二人のやり取りを見てたオレは
自然と同じように笑ってた。
家への帰り道。
オレとニノだけの時は、いつもグランドのよく見えるここを選んで帰る。
今日は雅紀も一緒だけど
3人で話しながらも、やっぱり、
目の端にはグランドで準備体操をしてる翔くんの姿を捉えていて
「あ、翔ちゃんだ!」
そんな、素直なニノの言葉に
オレはまた、今気づきましたとばかりに
翔くんのいるグランドへと顔を向けた。
3年の先輩達に混じってウォーミングアップをする翔くんは、なんてカッコイイんだろう。
ユニフォームに袖を通した姿は
更に翔くんの爽やかさを倍増させていて
本当はこれから始まるだろう練習姿も
この目に焼き付けたい、なんて思ってしまう。
「櫻井先輩、カッコイイよね。」
「うん。翔ちゃんはオレたちの自慢の幼馴染みなわけ。お前、手ぇ出すなよ?」
「は?ニノ 何言ってんの? 櫻井先輩って男だよ?」
「知ってるよそんなの。でも、もしもって事があんだろーよ。」
ニノが雅紀にまで牽制している。
わかりやすくて素直でいいよね。
緑色のフェンスの向こう
がははっと豪快に笑って体をアップする翔くんに、やっぱり、目が離せなくて
あの翔くんをオレが
昨日は組み敷いたとか…
思い出すだけで疼く
コイツが憎い。
「ずいぶんと今日は熱い視線を送ってますね?」
「ん?…そうかな。」
ニノがまた、オレの腕を引っ張った。
半袖のシャツから覗くオレの腕は
もう、汗でべとついてんのに
オレを見上げるニノの顔には
汗の玉が一つもなかった。
「翔ちゃんのこと、呼んでみる?」
「いいよ、そんなの。」
「なんで。翔ちゃんだって喜ぶよ、潤くんが呼んでくれたら。」
「そんなこと。…ニノが呼べばいいだろ。」
「櫻井せんぱーいっ!!!」
突如響くのは雅紀の大声で
思わずオレもニノも面食らった。
「だって二人共モジモジしてんだもん。」
なんて、大手を振る雅紀は
満面の笑みでオレたちに
下手くそなウィンクをした。
「ぶふっ なんだよそれ。くそ汚ぇウィンクだなっ」
それでも嬉しそうに雅紀の隣りで手を振るカズは『翔ちゃーん!ファイトー!』なんて負けじと声を張り上げた。
オレたち3人の姿に気づいた翔くんが
片手を大きく振りながら応えてくれて
ああ、やっぱり翔くんは
なんてカッコイイんだろうと
高鳴る鼓動が抑えられなかった。
デオドラント いくぜ!100万台!
ハッとして、ついでに今までの自分の最悪な行いが次々と蘇って 後悔にどっぷり浸かっています。
普段 芸能人のブログ、みないのですが たまたま伊東美咲様の ブログをクリックしたら
マザーテレサの日々の言葉の引用があり、グサーッと突き刺さったまま 数日抜けません。
マザーテレサの日々のことばからの引用
だれでも、あなたのところにきた人が、
前よりももっと気分良く、
もっと幸せな気持ちで帰ることができるように。
あなたの顔やまなざし、あなたのほほえみに、
親切を見る事ができますように。
喜びは、わたしたちのまなざし、
ことばや振る舞いにあらわれます。
それは消して隠すことはできません。
それは外に作用します。
ブログのタイトルは でした。
私は ワキガになってから ずっと それだけを中心に生きています。
最初は どうにかケアすれば、ばかりに囚われて、 ケア疲れ、人と接するのも怖くなってしまい、
その次は 手術すれば この状況から脱出できる!と思いましたが 手術しても効果はなく….
なんで私がこんな目に?!と何万回思ったかわかりません。
私と関わった人が 親切心なんて微塵も感じられないくらい
自分のコンプレックスに囚われて、色んな努力をしても効果がない苛立ちにまみれて生きている人生
なのですが 時々、この引用を思い返したいと思います….
アルミニウムや亜鉛など 身体に良くないものを使っているデオドラントはなるべく使いたくないと思っています。ノンケミカル系がいいよ
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足用だけど脇に使ってるこちらもナチュラル系
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こちらも足用ですが 脇に使ってる…..ノンケミカルじゃないけど 効果はダントツです……
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グッドスメル賞1位癒されるし、万人受けな香り
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