中盤にうってつけの日

妻が心の病気であまり育児できないので

俺は育児休暇をとって子育てすることになりました。

 

詳しい経緯を知りたい方はこちらから順番に読んでください。

長いので気が向いたら読んでください。

 

先日、三女（赤ちゃん）の診療がありました。

その日の出来事・・・。

 

妻の精神科での診療が終了後に小児科の受付に行く。

平日のお昼ということもあり、やはり母と子、

もしくは祖母、母、子という体制で診療に来ている方が多く居ました。

 

男性が育児休暇を取って小児科の診療に来るのは稀なことに感じる。

 

しかしこの日は、うち以外に、ひと組の夫婦がいました。

２０代中盤くらいかな？若い夫婦さんで

旦那さんはファションスーツでとてもかっこいい！ヘアセットもバッチリ！

診療前も奥さんの気を遣って、寄り添いとてもいい感じでした。

見た目は、これぞ、イクメン、リア充家族でした。

 

うちは・・・、

４０代夫婦、

俺は、ジーンズに長靴履いて、髪型は・・・妻に散髪してもらうような感じ・・。

待合室でこの状態で居ると、やはり比べられるだろう。

あきらかに見た目では劣る・・・。

 

俺の妻に劣った哀しい思いをさせてはいけない！！

 

という勝手な飛躍した思いをもち、俺のイクメン対決が始まった！

 

見た目はもうどうにもならない。

では、どうするか・・・。

いかに妻に育児の負担をさせないで休んでもらえるか、

これが俺が今できること！

 

敵は、奥さんに赤ちゃんを抱っこさせている。

俺は、赤ちゃんを抱っこしたうえ、あやしながら、

待合室に貼ってある、赤ちゃんの育て方簡易マニュアルを読む。

妻には、ベンチに座ってもらい、スマホでもいじっていてもらう。

若旦那よ。これがイクメンだ・・・。一緒に来ただけではダメなのだよ。

 

その後の体重を量る際に服を脱がせるところ、

もちろん、ここも俺が全てやる。

敵は、奥さんに任せている。

若旦那よ。荷物の番なんてしなくても良いのだよ。

 

看護師さんに、普段の様子を聞かれる時も

俺が全て答えてやる。

敵は何もこたえていない。

若旦那よ。いつもやっていないことがバレバレですよ。

 

次は予防接種。

ここまでくると、敵はお飾りでしかない。

若旦那よ。少しは俺みたいにならんといかんな。

 

敵と一瞬目が合う・・・・。

俺は、微笑む。

相手は、すぐに目をそらす・・・・・・。

 

 

 

最後に先生から、

｢お父さん、赤ちゃんの育児大丈夫ですね」

 

俺

「大丈夫です！」

 

 

 

 

妻

「ほんと三人目にしてやっと大丈夫になりました」

 

 

 

そうでした。うえ２人に対しての育児は若旦那と同じ・・、いやそれ以下でした。

診療に一緒にくる若旦那さんは、育児休暇もとっている確率も低いだろう。

忙しいなか時間をつくって来ている事は想像できる。

 

俺は育児休暇を取っているのでこれくらいできて当然でした。

 

相変わらず、

自分はバカだなと思う今日この頃。

 

子供を一人で診療に連れてくるお母さんの

苦労がよくわかった一日でした。

 

車でくるのか？タクシー？バス？なのか、

とりあえず母子で訪れて、予防接種の問診表を書いて、受付。

もしかしたら、赤ちゃんが泣きだすかもしれないという状況で

待合室で待つ気持ちはとても大変だと思いました。

 

こういうのって、世のお父さん全般知らないんですよね。

 

俺は夫婦で来ているので心に余裕がありました。

 

若旦那さんごめんなさい。

一緒に来るだけで良いのです。