アイアンマン さよなら夢の超特急
バカ売れアイアンマン特集♪限定版もあるかもよ♪
今回は、ジェラトーニ大好きなパパへの
今流行のアイアンマン詐欺に気をつけよう
リーサル対グレシャムシリーズ
ROH Honor Reigns Supreme 2018 18/2/9
ジェイ・リーサル対ジョナサン・グレシャム
格差を描きつつ、技術レベルでは対等に近い事を示す。
そしてその格差を一極攻めという武器で埋めていく形。玄人好みに寄るけれど、
場外へのカッターや打撃の導入具合、関節技の使い方等、万人が見ても、
類稀なるテクニカル・マッチと思える様な仕上がりにはなっている。
失われたROHらしさを、見事に体現出来ていた試合。好勝負。
評価:****
ROH Masters of The Craft 2018 18/4/15
ジェイ・リーサル対ジョナサン・グレシャム
1戦目からの流れを引き継ぎ、グレシャムは腕攻め、リーサルは脚攻め。
リーサルが腕を痛めている事もあり、よりグレシャムの腕攻めが効力を発揮する展開。
リーサルが格上というパワーバランスこそ保たれているが、
既にテクニカルなライバル関係は、自他共に認識しており、
動きの読み合いも制度が増している。前半は地味だったが、
後半は、卍固めに加え腕十字という武器も追加され、卍固めの際には、
リーサルがロープに逃れようとした腕を絡みとる、
まさにオクトパスという見事な動きを見せる。
前回の決まり手である4の字固めの伏線回収もしっかりと行う。
その攻防の熱さと上手さの中に、巻き投げで足をひねって痛める表現や、
最後も腕の痛みでリーサル・インジェクションを失敗したリーサルを、
攻めようとした所を逆手に取り丸め込み返し。
唸らされるポイントばかりの激戦。
この組み合わせは、これで完全にブランド化されたといっても過言ではない。
好勝負。
評価:****
ROH on SBG #364 18/9/8
ROH世界王座戦-30分アイアンマン・マッチ
ジェイ・リーサル(c)対ジョナサン・グレシャム
着実にテクニカルで高め合う。試合時間が過去2回から倍になったものの、
基本技から部分破壊に一進一退の攻防と今までの総決算とばかりに、
激しさを増す攻防。様々なエッセンスこそ取り入れていているが、危険技や凶器に頼らず、
絶対にこの試合が持つ世界観からは逸脱しないのが素晴らしい。
グレシャムが、ホームタウンである利点とアイアンマン戦である事を活かした、
ドラマティックなクライマックスも圧巻。それまで積み上げてきた攻防を、
一気にブーストさせる様な展開に仕上げてきた。関節技の効力を、
最大限に発揮する作りとなっている。サドンデスとなってからも、勢いは衰えず。
美しさはそのままに、最終決戦感を醸し出し、泥臭さも出しながらフィニッシュ。
まさに高い技術と肉体で死力を尽くした激戦。これぞROHという内容。
美しさでは近年でも随一の内容。
名勝負。
評価:****1/2
全体評価:7.5
ROH/NJPW Global Wars 2018 – Night2 18/11/8
4コーナー・サバイバル
ヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)対クリス・セイビン&KUSHIDA対ザ・キングダム(TKオライアン&ヴィニー・マルセリア)対ジェイ・リーサル&ジョナサン・グレシャム
リーサルとグレシャム、ライバル同士のタッグだが連携も冴えていて、
タッグとしても完成度が高い。
クシダ&セイビンはMCMG/TSの連携も見せながら、互いが尊重し合うタッグで、
セイビンもまだまだ健在という事を締めている。バックスに頼らなくても、
試合を組み立てる事が出来ているのは強い。10分少々のコンパクトな時間設定だが、
目まぐるしく入り乱れるスピードバトルを披露。どの組の魅力も出ていて、
勝ち負けも予想付かない非常に楽しめる内容。
こういうカードでもROHらしさが戻ってきているのは嬉しい限り。
好勝負。
評価:****